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夏帆「女優として今、変わらないと」 闇を抱えた役で新境地開拓へ

 新人美少女タレントの登竜門とも呼ばれる三井のリハウスガールの11代目に抜てきされ、その後もドラマ・映画・CMで活躍する女優の夏帆(21)が、10月21日スタートの主演ドラマ『ヒトリシズカ』で初めて闇を抱えた役に挑戦している。同作のインタビューで夏帆は「女優として今、変わらないと。自分で変えていかないとって思っていて。新しいことにもどんどん挑戦していきたい」とデビューから10年目の決意を明かした。

女優としてステップアップしていく夏帆 (C)ORICON DD inc.

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 『ヒトリシズカ』は、『ストロベリーナイト』や『ジウ』を世に送り出し、警察小説作家としても人気急上昇の誉田(ほんだ)哲也氏が2008年に書き上げた連作警察小説。謎が謎を呼ぶ警察ミステリーをWOWOWで連続ドラマ化。次々に発生する5つの殺人事件。すべての事件の背後に見え隠れする闇を抱えた少女の影。それぞれの事件の謎と、全体を貫き通す大きな秘密が交錯する本格警察ミステリーだ。

 夏帆は、主人公の伊東静加役について「いままでにやったことがない役だし、自分に演じ切れるかわからなかったけれど、今までのイメージを壊したい、やってみたいと思いました。でも、つかみどころのない人物だったのでどう演じたらいいのか戸惑いました。すごく難しかったです」と振り返る。

 撮影期間中は撮休日であっても静加のことが頭から離れなかったという。「静加の演じ方に確信が持てなくて、撮影が進めば確信が持てる日が来るかなって思っていたんですけど、確信が持てないまま終わってしまいました。撮影している時は精一杯やっているんですけど、今回に限らず撮影が終わると、もっとよくできたんじゃないかと、いろいろ考えては次こそは次こそはと思うんです」。

 とはいえ、今作は彼女にとって新境地を開く作品になりそう。夏帆自身も「間違いなく今までとは全然違う一面を出せたんじゃないかな。面白い作品になっていると思います」と手応えを感じている。

 同ドラマのほかに、11月17日公開の映画『任侠ヘルパー』にも出演。12月から公演の『祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜』で舞台に初挑戦する。

「新しいことに一歩踏み出すのは、怖いし不安だし、すごくエネルギーがいるけれど、立ち止まらないようにしたいです」

 連続ドラマW『ヒトリシズカ』はWOWOWプライムで10月21日より毎週日曜午後10時より放送。全6話。第1話は無料放送。

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  • 女優としてステップアップしていく夏帆 (C)ORICON DD inc.
  • 夏帆主演の連続ドラマW『ヒトリシズカ』の場面写真(C)WOWOW

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