ドラマ&映画 カテゴリ
オリコンニュース

笑福亭鶴瓶、女流監督・西川美和の才能に敬服「山田洋次監督と一緒でブレがない」

 日本映画界で高い注目と賞賛を集める女流監督・西川美和(38)の最新作『夢売るふたり』の公開を控え、同作で2度目のタッグとなる落語家の笑福亭鶴瓶(60)が、作品と監督の才能について想いを明かした。

撮影現場で笑顔をみせる笑福亭鶴瓶、西川美和監督、ヤン・イクチュン(映画『夢売るふたり』より/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会)

撮影現場で笑顔をみせる笑福亭鶴瓶、西川美和監督、ヤン・イクチュン(映画『夢売るふたり』より/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会)

写真ページを見る

この記事の写真はこちら(全12枚)


 その鋭い洞察力で人間の感情の揺らぎを繊細かつ大胆に描きだす西川監督が今回選んだテーマは「夫婦愛」。自分たちの夢をかなえるために、妻が手綱を握り夫に結婚詐欺をさせるという、一見、監督にとって新境地のようでありながら、監督らしい“嘘”がベースに敷き詰められている。

 鶴瓶は改めて作品を観て「これまでの西川美和監督作とは違って、サスペンスで面白かったです。夫婦で結婚詐欺。しかも妻が夫に女を騙させる。えらいことを考えたなぁ」と笑いとばすが、「夫は罪悪感、妻は嫉妬に狂っていく。西川監督が描いた、女の怖ろしさを感じました」と、女性への畏怖を口にする。

 「貫也と里子の夫婦は、他人から見るとおかしな二人ですが、本人たちは一蓮托生となって、おかしいとは思っていない。何が常識なのか、何が悪なのかわかりにくい世の中で、あの夫婦は世間と決別して生きる事のできた二人なのだと思いました」。

 鶴瓶は西川監督の3作目の長編映画『ディア・ドクター』(09)で主演を務め、国内の映画賞を総なめにした。「彼女との出会いは、人生の大きなポイントになりました」といい「言う事を聞いて演技をしたら、数多くの賞を頂く事ができました。西川監督の言う事は的確で、ブレがない。それは山田洋次監督と一緒です。ブレないから身を委ねられる、すごい監督」と、20歳以上も年下の西川監督の才能をべた褒め。「彼女との付き合いは仕事レベルではなく、出会った時にはすでに『この人とは一生付き合うことになるなぁ』と思ってました」。

 芸能界の大先輩をもうならせる西川監督の最新作には、これまで関わりのある演者たちからもコメントが届けられている。『ディア〜』に出演した八千草薫は「厚みがあり、奥が深く、緻密で大胆。今までの西川さんの作品とは、また一つ違った世界で引き込まれます」と太鼓判。このほか瑛太真木よう子つみきみほといった過去作品の出演者以外にも、漫画家、小説家、お笑い芸人など幅広い層から思い思いのメッセージが寄せられている。

 東京の片隅で小料理屋を営んでいた夫婦が火災ですべてを失い、再出発への資金稼ぎに“結婚詐欺”を始める物語。妻(松)が孤独を抱える女性を見つけ、その隙間に夫(阿部)を滑り込ませていく。しかし、嘘の繰り返しはやがて夫婦と、騙した女性たちの人生の歯車を狂わせる。映画『夢売るふたり』は9月8日全国公開。

 映画『夢売るふたり』

関連写真

  • 撮影現場で笑顔をみせる笑福亭鶴瓶、西川美和監督、ヤン・イクチュン(映画『夢売るふたり』より/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会)
  • 西川作品に続投となった笑福亭鶴瓶
  • 阿部サダヲと松たか子が放つ“夫婦愛”とは?
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 【場面写真】西川美和監督の映画『夢売るふたり』/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会
  • 西川美和監督と談笑する笑福亭鶴瓶(映画『夢売るふたり』より/(C)2012「夢売るふたり」製作委員会)

オリコントピックス

求人特集

求人検索

メニューを閉じる

 を検索