ドラマ&映画 カテゴリ

『剣客商売』が2年半ぶり復活 故・藤田まことさんから北大路欣也にバトンタッチ

 「鬼平犯科帳」と並ぶ池波正太郎の代表作『剣客商売』が、俳優・北大路欣也主演で2年ぶりに今夏、単発ドラマとして復活する。通算すると4回目のドラマ化になる『剣客商売』。1998年10月からスタートした前シリーズは、故・藤田まことさんが主演し、2010年2月に亡くなるまで、連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマ6本が放送された。当たり役といわれた藤田さんの後を受けて、主人公・秋山小兵衛を演じる北大路は、「もともと池波作品は『剣客商売』に限らずファンでしたので、その作品に出られる喜びもありますが、まさか私がこの役をやらせていただけるとは思ってもいませんでしたのでビックリしました」と語っている。

 秋山小兵衛は江戸屈指の剣の達人で清濁併せのむ度量の大きい人物。60に近い年齢でありながら40歳も年下の息子・大治郎よりも若い娘・おはるを妻にし、さまざまな事件にあいながらも悠々自適に軽妙洒脱(しゃだつ)に生きている。

 “時代劇スター”としてキャリアも長い北大路だが、「たまたま僕が通ってきた時代劇の道は直球の役が多かった。変化球とかスローボールを投げる役は意外に少ない。小兵衛は球種がいくつあるか分からないぐらいいろんな投球をする人物なので、僕にとって今回はある意味で挑戦でした」と振り返った。

 北大路演じる小兵衛に窮地を救われたことから慕うようになる男装の女武芸者・三冬にはを抜てき。殺陣にも初挑戦する。北大路とは浅からぬ縁があり、「小さいころからお世話になっていて、小学生以来、15年ぶりの再会で初共演」と話す。

 三冬と小兵衛を取り合うような形になる、おはるを演じるのは貫地谷しほり。「北大路さんとは前にご一緒させていただいた作品では“親子”だったんですが、今回は恋人というか後に女房になるということで、最初は戸惑いもあった」と打ち明ける。殺陣はないものの、舟の艪(ろ)をこぐシーンに初挑戦し、北大路に「いきなりあんなことができるなんてすごく勘がいいんだな」と絶賛されていた。

 小兵衛の息子で、父とは対照的な生真面目に剣一筋の道を生きる青年・大治郎に斎藤工が出演。殺陣のシーンについては杏同様に「練習しすぎていると練習の成果を見せる殺陣になってしまう。大治郎は真剣や木刀で立ち合うんですが、その重みがチャンバラごっこのような絵ではあってはならないという意識がすごくありました」と緊張気味に語った。
 
 ほかにも三冬の父で老中として権勢を振るう田沼意次に國村隼、小兵衛とは碁敵の町医者小川宗哲に古谷一行が出演する。

オリコントピックス

メニューを閉じる

 を検索