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唐沢寿明らが週替わりで“主演” 東野圭吾の短篇11話をドラマ化

 フジテレビ系の木曜午後10時の枠で7月から『木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ』がスタートすることが14日、わかった。東野圭吾の傑作短篇小説を11話厳選し、週替わりで11人が“主演”を務め、シリアスあり、コメディータッチあり、ホラーテイストありの“ストーリー”でドラマ化。これまでにない冒険的なスタイルで、日本のドラマ界に旋風を巻き起こす。初回の主演を飾るのは俳優の唐沢寿明。『白い巨塔』『不毛地帯』で主演を務め、“木10”の顔ともいえる唐沢が、東野ワールドに挑む。また、案内人として中井貴一がドラマのナビゲーター役に初挑戦する。

フジ“木10”で東野圭吾の傑作短篇小説11話をドラマ化。案内人役に中井貴一(左)、初回の主演は唐沢寿明(右)

フジ“木10”で東野圭吾の傑作短篇小説11話をドラマ化。案内人役に中井貴一(左)、初回の主演は唐沢寿明(右)

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 唐沢が主演を務めるのは短編集『犯人のいない殺人の夜』(光文社文庫)に収められている「さよならコーチ」。愛弟子を自殺という形で失う、実業団のアーチェリー部のコーチ・石上純一を演じる唐沢は、「東野さんの作品は、トリックの巧妙さはもちろんですが、人間の弱さや狡賢さといった、誰もが抱える闇の部分を繊細に描いているところに魅力を感じます。人間の心理の面白さや奥深さを、共演者の皆さんと演じていきたい」と意気込む。

 一方、中井はとあるミステリー雑誌の編集長に扮し、番組の“表紙”として冒頭に登場。ストーリーを独特のユーモアまじえて紹介していく。中井は「果たして、どんなミステリーが皆様を待ち受けるのか。私自身も楽しみに、作品の中へとご案内させて頂きます」と期待をふくらませた。

 今回は東野の短篇小説集『犯人のいない殺人の夜』『怪しいひとびと』『あの頃の誰か』(光文社文庫)から11作品を厳選。初回以降のラインナップは、大阪を舞台に殺された夫の事件を追う本格ミステリー「エンドレス・ナイト」の主演に松下奈緒、謎めいた少女がおこした殺人事件に巻き込まれた弁護士の運命を描く「レイコと玲子」の主演に観月ありさ、疑惑の事故で娘を失った男の究極の葛藤を描く「甘いはずなのに」の主演は反町隆史、殺された恋人が残した文字謎(シャレード)を追うコメディータッチのミステリー「シャレードがいっぱい」に長澤まさみが主演する(放送予定順)。他の作品の主演については現在調整中で、後日発表される。

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  • フジ“木10”で東野圭吾の傑作短篇小説11話をドラマ化。案内人役に中井貴一(左)、初回の主演は唐沢寿明(右)
  • 続いて松下奈緒(左上)、観月ありさ(右上)、反町隆史(左下)、長澤まさみ(右下)が主演

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