今月12日に公開されたホラー映画『貞子3D』が、初週土日2日で動員15万4148人、興収2億4641万4100 円を記録し、興行通信社による全国映画動員ランキングで堂々2位に躍り出た。ヒット作が生まれにくいとされるホラー映画だが、同作の上映にはカップルや友人、女性客も多く、10代〜20代の若年層を中心とした集客に成功。その大きな要因として、従来のホラー映画が続けてきた“怖がらせる”宣伝方法を改め、メインキャラクターの貞子を利用した斬新なプロモーションが功を奏したといえる。 「作品によもよりますが、ホラー映画の宣伝なのだから、何かしら“恐怖”を与える宣伝をという手法は、古いんです」と断言するのは、同作の宣伝担当。「“貞子=ホラーの代名詞”というイメージが定着した以上、ホラー映画らしく恐怖を煽る宣伝を続けても、新たなファンを獲得できるとは思えませんでした。ホラー映画はファン層がコアで、そこだけに向けての宣伝を強化しても、動員増加は見込めない」と判断し、異なる手法を考えたという。
2012/05/19