ジャーナリストの鳥越俊太郎が番組ナビゲーターを務める『法然 念仏に秘められたメッセージ』の収録が24日、京都・知恩院で行われた。浄土宗の開祖とされる法然上人の生涯と偉業に触れ、鳥越は「私も72歳になり、あと生きるのが恐らく長くて10年だと思います。最期のときは刻々と迫ってきており、“終わりのとき”をどうやって過ごし、どういう風に亡くなっていくかを自分で考えていかなければならないので、非常にいい経験をさせていただきました」としみじみ話した。 昨年、没後800年大遠忌が行われ、ゆかりの遺跡巡りが密かなブームを呼んでいる法然上人。天災や凶事が続く「末法」と言われた混乱の時代に、「念仏を心から信じて唱えることにより、誰もが阿弥陀仏の前に救われる」と浄土宗を開いた。その教えは貴族・武士・庶民の分け隔てなく万人を赦し救うことを願い、以後の宗教・社会に大きな影響を与えた。
2012/04/25