1990年10月からスタートし、9月29日の放送で21年におよぶ歴史に幕を下ろした国民的ホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)。放送回数は10シリーズ・全500話(※単発含む)にのぼり、その全編を通した平均視聴率が20.6%という驚異的な数値を記録した。最終回を終え、脚本家の橋田壽賀子氏は「400字詰めの原稿用紙で3万2400枚書いたことになります」と、改めて大作の重みを実感。「視聴者の皆さんに支えられてここまでこられたのだと感無量です」と、万感の思いを語った。 同作は同局創立40周年記念番組としてスタート。岡倉大吉(藤岡琢也/宇津井健)と5人の娘やその家族の生活を通して、日々の暮らしの中で抱える問題や悩み、不安を問いかけ“渡鬼(わたおに)”の愛称で親しまれてきた。全シリーズを通じての最高視聴率は34.2%(1997年3月27日/第3シリーズ・最終話)を叩き出し、時代が流れても「家族の愛」を描くというテーマを一度もぶれることなく展開してきた。
2011/10/01