スペインで開催された『第59回サンセバスチャン国際映画祭』コンペティション部門の審査結果が現地時間24日に発表され、映画『奇跡』の是枝裕和監督が優秀脚本審査員賞を受賞した。是枝監督は同映画祭に4回作品を出品し、『ワンダフルライフ』で同映画祭国際批評家連盟賞、『歩いても歩いても』で脚本家協会賞を受賞している。さらにカトリックメディア協議会(SIGNIS)からもSIGNIS Awardを受賞した。 審査員の一人、ノルウェーのベント・ハーメル監督から記念のトロフィーを受け取った是枝監督は、「ガボン(こんばんは)」とバスク語であいさつし、「ネクタイは用意したんですが、靴を忘れました(運動靴で登壇)」と会場の笑いを誘った後、「日本に帰ってこの賞を子どもたちと分かち合いたいと思います。大好きな映画祭なのでこれで卒業ではなく次もぜひ呼んでいただきたいです」と締めくくり、会場から大きな拍手が沸いた。
2011/09/28