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7月期ブレイク前夜の若手俳優 瀬戸利樹、鈴木仁、森永悠希、真栄田郷敦や和田雅成ほか2.5次元俳優

 夏ドラマが続々とスタートするなか、話題作に登板した若手俳優たちが魅力を放っている。フレッシュな顔ぶれから、若くしてすでに実力派の呼び声高い面々まで、作品や役柄との化学反応、相乗効果でブレイクが期待される俳優陣をクローズアップする。

『偽装不倫』で鮮烈な印象を残す宮沢氷魚と“年下魅力”の瀬戸利樹

宮沢氷魚『偽装不倫』(C)日本テレビ

宮沢氷魚『偽装不倫』(C)日本テレビ

 まずは、東村アキコ氏原作のラブストーリー『偽装不倫』(日本テレビ系)に4年ぶりの連ドラ主演を果たす杏の相手役に抜擢された宮沢氷魚に注目したい。THE BOOMの宮沢和史を父に持つ宮沢は、俳優デビュー作『コウノドリ 第2シリーズ』(TBS系)の研修医役や、『賭ケグルイ』(TBS系)のカリスマリーダー役で、その透明感あふれる美貌が話題になった。

『偽装不倫』で演じているのは、出会った瞬間にヒロイン・鐘子(杏)を夢見心地の恋に落とすイケメンカメラマン・丈。キャスト次第では嘘くさく見える危険性もあった設定だが、宮沢の異邦人的なミステリアスさがハマり、説得力のあるキャラクターに。たたずまいそのもので物語を感じさせる稀有な才能で、これまで以上に鮮烈な印象を残しそうだ。

瀬戸利樹『偽装不倫』(C)日本テレビ

瀬戸利樹『偽装不倫』(C)日本テレビ

 同じく『偽装不倫』で、鐘子の姉で既婚者の葉子(仲間由紀恵)の不倫相手を演じているのは瀬戸利樹。天然の人たらしで、14歳年上の葉子に甘えるピンク色の髪のボクサー・風太を、愛嬌たっぷりに演じている。

 瀬戸が一躍注目を集めたのは、『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)の仮面ライダーブレイブ役。昨年の『深夜のダメ恋図鑑』(テレビ朝日系)では、女性をムカつかせるダメ男役を演じながらも、どこか憎めない愛嬌をかもし出していた。『偽装不倫』でも、かわいらしい“年下の男の子”感で魅力を爆発させ、女性視聴者の心をつかむに違いない。

初の社会人役で成長を見せる鈴木仁、愛されキャラとして親しまれる森永悠希

鈴木仁『TWO WEEKS』(C)フジテレビ

鈴木仁『TWO WEEKS』(C)フジテレビ

 三浦春馬主演の『TWO WEEKS』(フジテレビ系)では、殺人の濡れ衣を着せられた結城(三浦)を追う刑事・乾を鈴木仁が演じる。現在19歳の鈴木は、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)など、学園ドラマでの高校生役で知名度を上げてきた。

 今年5月に公開された映画『小さな恋のうた』では、劇中で佐野勇斗らと結成したバンド“小さな恋のうたバンド”名義でCDデビュー。10代の若者を中心に、音楽ファンからの注目も集める存在に。『TWO WEEKS』では、初の社会人役に挑む鈴木。ベテラン勢が揃った骨太の作品で、大きな成長を見せてくれそうだ。

森永悠希『TWO WEEKS』(C)フジテレビ

森永悠希『TWO WEEKS』(C)フジテレビ

 さらに『TWO WEEKS』には、鈴木と同じ“小さな恋のうたバンド”のメンバー、森永悠希が出演。子役時代から活躍してきた森永は、映画『ちはやふる』シリーズの“机くん”役を演じ、心を打つ繊細な演技が話題となった。ともにバンドマンを演じた映画『彼女は嘘を愛しすぎてる』『小さな恋のうた』も高く評価され、青春群像劇に欠かせない若手実力派の注目株に。

『TWO WEEKS』では、結城を“アニキ”と呼ぶ同居人・サトルを演じ、明るくナチュラルな口調のなかに、アニキ思いの温かさをにじませている。シリアスな物語のなかで、愛されキャラとして親しまれる存在になっていくかもしれない。

提供元: コンフィデンス

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