『はじこい』横浜流星、『3年A組』神尾楓珠、『イノセンス』赤楚衛二ほか 1月期連続ドラマの注目若手俳優7人
活躍の場が広がる片寄涼太&神尾楓珠、すでに実績を積む岡山天音
片寄は中国でも『兄に愛されすぎて困ってます』が人気で、中国で雑誌の表紙を何度も飾っているほか、中国のSNS微博のアワード『WEIBO Account Festival in Japan 2018』でも「微博日本年間人気アーティスト賞」に輝くなど、国内外で注目されている。さらに、3月公開の映画『PRINCE OF LEGEND』に出演するほか、6月公開の湯浅政明監督の新作『きみと、波にのれたら』では、川栄李奈とともに声優としても主演。幅広い活躍が期待される。
神尾は、第3話で水泳部のスター選手を支えるマネージャーとしての葛藤の部分などが描かれ注目を浴びた。神尾はこれまでにも、『監獄のお姫さま』(TBS系)では小泉今日子演じる主人公と離れて暮らす息子役で、『アンナチュラル』(TBS系)ではいじめを扱った第7話で、それぞれ強い印象を残した。また昨年のテレ東の木ドラ25『恋のツキ』では、徳永えり演じるヒロインと恋におちる高校生を演じている。この3作を観ただけでも、いかに神尾が難役を演じてきたかがわかる。
神尾、片寄ともに、今後、実力派として活躍の場が広がりそうだ。
テレ東の木ドラ25『デザイナー 渋井直人の休日』は、『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)の光石研が、初めて連続ドラマの主役を演じることでも話題だが、デザイナーの主人公を演じる光石のアシスタントを岡山天音が演じている。
彼自身は映画やCMにも出演しており、現在も『ゆうべはお楽しみでしたね』(TBS系)で本田翼とW主演するなどすでに活躍中だが、『渋井直人』を観ていると、今どきの若者であり、仕事に対してやる気がないのかと思わせつつも、実は師匠の痛いところや気持ちの良いツボを知らず知らずに押してしまうような繊細なセンスを持っている絶妙なキャラクターを、大げさに見せることなく非常に自然体で演じている。毎回、彼の演技がドラマを観る楽しみの1つになっている。