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【マンガを浴びる】劇場型マンガライブ MoN Takanawa開館記念特別公演『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』とは? 夏木マリ&又吉直樹が語る新たなマンガ体験
夏木マリ×又吉直樹 不朽の名作『火の鳥』を“体感する”ということ
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今作について語り合う又吉直樹と夏木マリ
――夏木さんは火の鳥役の声優を務められますが。オファーを受けての感想や役どころについてどう捉えられましたか?
――又吉さんはロボットアームとともにマンガを読み解いていく「MANGALOGUER(マンガローガー)」として出演されますが、どう受け止められていますか。
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――「MANGALOGUE」は、マンガを大型映像に映し出し、テクノロジー演出にライブナレーションが融合する「マンガを“浴びる”」という新たな表現を観客に提示します。おふたりはどのような印象を持たれましたか。
【又吉】 そうですね。しかも立体的にマンガを劇場で表現するにあたり『火の鳥』はぴったり。(マンガという)平面ではあるものの、もともと(原作に)立体的な時間軸があるので、こういう表現が合う作品なのかなと思います。それに夏木さんの火の鳥の声を聞いたら、直接脳に語りかけられているような感覚になる方も出てくるのでは。
――今回のように新しい表現にチャレンジすることに関しては、いかがでしょうか。
【又吉】 「MANGALOGUE」はもちろん楽しみですが、これまでの歴史はありつつ、上演する建物も新しく、新しい街がまたできていくような状況での公演なので、そこに関われると、10年後とか20年後、そこを通ったとき「ここで『火の鳥』をやったな」と思い出せるのも楽しいですよね。
互いに感じたベストキャスト かつてない表現の可能性は無限大
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――『火の鳥』という作品についての読書体験を聞かせてください。

画像提供:朝日新聞出版
【又吉】 20年以上前に一度読んで、とんでもない作品だなと。衝撃を受けたマンガを聞かれた際にはずっと挙げてきました。今回の脚本を読ませてもらって記憶が戻りつつありますが、20年前に読んだときよりも現実の世界に近づいているような感覚があり、より作品との距離感が近づいてきた気がします。
――改めて『火の鳥』に触れてみて?
【又吉】 作品内ではAIという言葉は出てきていませんが、AI同士が語らう場面は初めて読んだ当時も面白いし、あっと思いました。あとは「一人だけ死ねない」という設定は当時も怖かったけど、いま読むともっと苦しくなりますね。
――長く愛されてきた『火の鳥』を最先端の空間で上演することについて、どんな新しい魅力や可能性を感じていますか?
――本番に向けて大事にして臨みたいと思うことは?
【又吉】 皆さんと一緒にこのマンガを体験していくという立場ですけど、「絶対にこうだ」という解説のようにならないよう、それぞれが自由に感じられるような、感想を持てるようにできたらいいなと思っています。人によって感じ方、こんなに幅がある作品もないでしょうしね。
【夏木】 観ていただいた感想として「この物語を怖い!」と思った方は、より怖く、感動した方には、もっともっと余韻を届けられるような揺れがあったら、面白いなと思います。
――お互いの表現に期待することは何かありますか?
【又吉】 想像できると言ったら失礼ですけど、説得力がやっぱりありますよね。「火の鳥」のイメージというか、夏木さんは、いろんな感覚と感性を持っているという印象があるのでぴったりです。
【夏木】 まだ聞いていないからわからないでしょう(笑)。
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――感じ方は人それぞれですが、お二人が特に注目してほしいポイントがあれば教えてください。
【夏木】 まさにそこがエンターテインメントからの芸術でありアートよね。十人十色の解釈があるから、自由に楽しんでいただければとてもいい空間になるでしょうね。
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