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30代目前のももクロ、人生半分以上“アイドル”に同世代へうらやましさも「グループで良かった」 4人の新たな夢は「海外ツアー」

 百田夏菜子(28)、玉井詩織(27)、佐々木彩夏(26)、高城れに(29)からなる4人組アイドルグループ・ももいろクローバーZが、結成15年目を迎えた。グループ初のドキュメンタリー映画『ももいろクローバーZ 〜アイドルの向こう側〜〈特別上映版〉』では、結成時、全員が10代だった彼女たちが、30代を目前にこれまで触れてこなかった“結婚観”や“今後のアイドル人生”に向き合った。ORICON NEWSでは、人生の半分以上をアイドルとして過ごし、次の“ライフステージ”への思いを共有した4人に、これまでの14年についても振り返ってもらうとともに、新たな夢について聞いた。

4人だけの座談会で知った互いの思い「結婚とかちょっと触れづらかった」

――4人のドキュメンタリー映画が公開されますが、このような作品は初めて?

玉井映画になるのは初めてかな?

高城一本の作品を撮りますって言われて密着していただいたのは初めてですね。

――改めて4人でグループについて向き合ってみていかがでしたか。

玉井照れくさかったよね(笑)。4人だけの座談会っていうのは恥ずかしかったです。普段よくしゃべるんですけど、こんな将来のことを話すっていうのはしないからね。

佐々木内容のある話しないもんね(笑)。
――新しくお互いのことを知れたようなことはありましたか?

高城今まで聞かれたことがなかったような質問が多くて、それこそ結婚とかちょっと触れづらかった話とかも4人で話させていただいたので、こういうふうに考えていたんだなと新たな発見はありました。

百田それぞれソロのインタビューもあるんですけど、その時のことは自分の以外は知らないので、みんなの思いを聞けてすごく新鮮でした。

高城「浪江女子発組合」(佐々木が総合プロデューサーを務めるアイドルグループ)であーりんがどんな仕事をしているのかも知らなかったので、そんな場面が見えて新鮮でした。ボス感がありましたね(笑)。

百田すごい先輩なんだぁって(笑)。ももクロでもしっかりしているんですけど、さらに後輩といるときのあーりんは“先輩”っていう感じ。私たちは、事務所にアイドルの先輩がいないんですが、あーりんがこうやって先輩をしっかりやっていて頼もしかったです。

――ももクロでは最年少の佐々木さんですが、事務所でのキャリアでは一番先輩という立場なんですね。佐々木さんはももクロ以外の活動も映画に収められているということですが、自分で見ていかがでしたか。

佐々木個人の活動にも密着していただけると思っていなかったので、紹介していただいてうれしかったですし、これが私らしさなんだなと。映画では、監督から見るメンバーそれぞれの個性が詰まっていて、客観的に見ることができました。

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