ジロー SPECIAL INTERVIEW イケメンよりも たくましい“猛男”に憧れる
どうやって自分なりに形作っていくか
ジローヘアスタイルや衣装、それから衣裳にあわせたアクセサリーも自分で準備しました。実はマイクにも工夫をしてます。マイクにコウモリのオブジェをあしらっているんですが、そこには、ジローのJというイニシャルが入れてあります。そういう細かいところも凝っていました。
――今回、日本に来てどのように過ごされていましたか?
ジロー東京の前に大阪での公演があったんですけど、そのときに道頓堀に行きました。今回は母も一緒だったんですけど、気が付いたら僕よりも楽しんでいて、たくさん買い物していたようです。僕はまだ買い物もしていないんです。
――ジローさんは、台湾版のドラマ『美男<イケメン>ですね〜Fabulous★Boys』に主演されますが、韓国版、日本版はご覧になっていましたか?
ジロー韓国版は3年前に、日本版は昨年観ました。
――台湾版に出演するにあたって、自分だけの「テギョン」というものは意識しましたか?
ジローもちろん、ドラマは観ていたのでストーリーは知っていたのですが、他の役者さんたちがどういうテギョンを演じたかは細かくは覚えていません。だから、とくに意識するということはなかったですね。とにかく、脚本を読んでストーリーを理解して、自分なりに分析をしました。テギョンは、完璧主義で、小さいころの生い立ちが複雑だったり、何に対しても要求が高くて、潔癖で、そんな人物をどうやって自分なりに形作っていくのか、それが課題でした。だから、他人をお手本にするということはなかったですね。
――今日もテギョンのようなクールな感じがあるように思いますが、役に影響されることはありますか?
ジローこのドラマの監督とは、もう何回も一緒に仕事をさせていただいていて、気心の知れた間柄なんですね。だから、僕のことは普段は陽気でおしゃべりだと知っています。でも、今回のドラマでは、クールなテギョンになりきるために、撮影中はもちろんのことそれ以外の時間でも「あんまりしゃべらないように」と言われていたんです。だから、身にしみついてしまったんですよね。ドラマの撮影は終わっても、テギョンっぽいヘアスタイルや洋服を着ていると、テギョンに戻ってしまったような感覚になるんです。でも、こういう格好じゃないときの僕はおもしろいんですよ。(身振り付きで「フライングゲット」「今でしょ!」というジローさん!)
思いっきり自分らしさを出した空想シーン
ジロー両方ありますね。ちなみに、きゃりーぱみゅぱみゅって皆さん言えますか!? 僕は言えます。練習したんです(笑)。
――普段のジローさんは、やっぱりおもしろいジローさんなんですね。昨年、来日されたときに、次は大人っぽい役を演じたいと言われていました。テギョンもそういう面で演じたいと思ったんでしょうか?
ジローテギョンはもともと落ち着いているので、母もドラマで僕の演技を観て、「とても大人っぽいね」って驚いていたんです。もともと、大人っぽい役を演じてほしいって言ったのは母だったので、その母がそんな風に思うくらいだから、僕の選択は間違っていなかったのかなと思いました。
――撮影中の楽しかたエピソードはありますか?
ジロー僕の役は、いつもすごくクールな表情をしているので、お芝居に入ってしまうと、笑いはなかったんですよね。でも、劇中に空想シーンがいくつかあって、その空想シーンでは思いっきり自分らしさを出して臨みました。みんなが笑ってくれるといいなって。
――テギョンの役って潔癖症ですが、ジローさんは潔癖症なほうですか?
ジロー脚本を初めて読んだときに、けっこう似ているんじゃないかって思いました。僕も、部屋のなかでは、何がどこにあるべきかの位置が決まっているし、誰かがさわったらわかります。
――タイトルに関連した質問ですが、ジローさんが自分ってイケメンだなと思うときはありますか?
ジローあまり考えたことないですね。母は、今回のドラマのタイトルを見て、「なんであんたが美男を演じるの?」って言ってたから、「美男は僕じゃなくて、ヒロインの女の子のことなんだよ」って教えました(笑)。それに僕は、イケメンよりも、たくましい男、台湾では「猛男」っていうんですけど、そっちのほうが憧れます。小さいころから『ドラゴン・ボール』や『北斗の拳』が大好きでした。
――ドラマのなかのA.N.JELLはみんなのアイドルでしたが、自分にとってアイドル的な存在というと誰でしたか?
ジローL’Arc-en-Ciel や LUNA SEA が大好きでしたね。いまだに僕のアイドルです。ずーっと憧れています。
――ドラマのなかでは、テギョンとミナムがキスしてしまったり、ハプニングがいっぱいありますが、女の子とハプニングがあった経験はありますか?
ジロー僕自身は今までにそういう経験はなかったんです。普通は、徐々に好きになって、気持ちを確かめてからキスするということが多いですよね。でも、ドラマのなかのテギョンとミナムは違います。テギョンはバンドのボーカルで、ミナムは後からバンドに入ってきた新人です。だから、テギョンはミナムに対してカッコつけているところが大きいんです。で、気持ちがまだお互いにわからないうちに、何かのはずみでキスしてしまうっていうのは、アイドルドラマのお約束だし、それが観ていて楽しいところですよね。
(文:西森路代/写真:鈴木一なり)
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DVD情報
美男<イケメン>ですね〜Fabulous★Boys
双子の兄になりかわり妹がイケメンバンドに加入するというラブコメディ。2009年に韓国で放送され、2011年の日本に続き、台湾でリメイクが決定。
コ・ミナム/ミニョ役は、ドラマ初主演となるスー・リーウェン。バンドのリーダーで完ぺきなルックスと歌声を誇るカリスマ的存在のファン・テギョン役には人気の台湾ボーイズグループ「飛輪海」のジロー。同じくバンドのムードメーカーで天真爛漫なジェルミ役には台湾の実力派シンガーソングライターのイヴァン・ヨー。そして、コ・ミナムを影で支えるカン・シヌ役には台湾と韓国のハーフのジェイコブがキャスティングされた。
年内DVDリリース予定
販売元:エスピーオー
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