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キム・スヒョン『いまは“僕の番” 自然な流れのなかで登りつめたトップスターの座』

ドラマ『ドリームハイ』『太陽を抱く月』で一躍トップスターの仲間入りを果した韓国の若手俳優キム・スヒョン! 出演映画『10人の泥棒たち』『隠密に偉大に』がたて続けに韓国の興収新記録を樹立し、すでに日本でも話題を巻き起こしている新鋭スターを直撃! いま最注目!! みんなに知ってもらいたいイケメン俳優の素顔をロングインタビューで掘り下げる☆

大学の友だちとよくボーリングへ

──待望の日本公式ファンクラブが設立され、ファンミーティングが行われました。公演のラストでは感極まっての涙も見せていましたね。
スヒョン感無量です。日本でこんなに大勢の方々に温かく迎えていただけるのが不思議な気持ちもありましたが、とても楽しかったです。ドラマのキスシーンをみなさんと一緒に観るのは恥ずかしかったですが(笑)。いまはそれが終わってしまって、名残惜しい気持ちでいっぱいです。次はもっとがんばってステージ慣れした姿をお見せしたいです(笑)。

──内気な少年だったと言っていましたが、どんな幼少時代を過ごしましたか。
スヒョン内気なところはいまでも残っていますが、中学生の頃までは、他人と目を合わせることもできないくらいだったんです。それを両親が心配していました。かといって、家に閉じこもってばかりいるわけでもなく、サッカーをしたり友だちと一緒に遊ぶのが好きでした。でも会うひとは限られていましたね。

──いまはボーリングにハマっているそうですね。
スヒョン大学に通っていて、同世代の友だちとよく集まるんです。みんなで授業を受けたあと遊びに行って、ボーリングをするようになりました。そのうちだんだん行く回数が増えて、試験期間中にもボーリング場に行って、そこで課題をやっていました(笑)。いまは友だちがマイボールを持つくらい本格的になり、ソウルにあるいくつかのボーリング場は顔パスになって、サービスしてくれたりします(笑)。ボーリング場のスタッフの方たちとどんどん親しくなっているところです。

──(笑)ちなみにスコアは?
スヒョンいつもそれが問題なんです……。調子によって波が激しくて、70点から160点の間をいったりきたりしています。最初はストライクをとることが気分良かったんですが、最近は逆にボーリングをすることによってストレスが溜まってるのではないかと……(笑)。

――仕事がお休みの日はなにをして過ごしていますか?
スヒョンボーリングです(笑)。大学の試験期間前は勉強していることが多いですね。あと、僕は一人っ子なんですけど、犬を一匹飼っていてよく遊びます。名前はビヨンド。母が名付けました。

怖さや恥ずかしさを感じることが大切

──韓国でいま一番ホットな若手俳優と言われていますが、自分がそうなれた理由をどう思いますか?
スヒョン“人気が出る”とか“売れる”ということは、自然な流れのなかで巡ってくるもので、それがいまは“僕の番”なのかなと思います。ホットな俳優さんはたくさんいます。でも、みなさんそれぞれの上り下りの曲線があると思うんです。だから下がることも当然あるわけで、そういう流れも覚悟しておかないといけないですよね。

──以前、「挑戦することで芸を磨いていく」と言ってましたが、この上り調子のなかで、挑戦されていることはありますか。
スヒョン挑戦については、長いスパンで考えていて、まだまだ挑戦しなくてはいけないことがたくさんあると思います。演技ひとつをとっても、アクションの演技が上手になったからといって、それがラブストーリーの演技に同じように活かせるとは限らないので、さまざまなカラーの演技に挑戦しているところです。いつまでこの挑戦が続くかはわからないです。歳をとってからも変わらず挑戦し続けているかもしれないですし。

──昨年、多くの賞を受賞されて「正直怖い」と涙していた姿も印象的でしたが、多くのひとに愛されることが重荷に感じたりする部分はありますか。
スヒョン打ち勝つもののひとつであり、自分にとっての課題だと思っています。また、打ち勝つための過程というのも大事です。昨年の授賞式では、「多くの賞をいただいて怖い気もするし、恥ずかしい気もします」と答えましたが、そういった気分を感じることが大切だと思います。

──映画『10人の泥棒たち』では、アジアで活躍する実力派俳優陣と共演をしていますが、撮影中のエピソードや、苦労した点はありましたか。
スヒョン苦労したというよりも、撮影に入る前に尻込みをしてしまいました。大先輩の方々に対して、自分は迷惑をかけてしまうのではないか、ちょっと怖いなと……。みなさんオーラをもっているので、自分が気後れしてしまって、息もできないような思いでした。でも、時間が経つにつれて、自然に溶け込めるようになり、末っ子である僕を気にかけて面倒をみてくださったので、こういう状況でもやり遂げることができました。今思えばとっても楽しかったです!

──韓国で大ヒットしている映画『隠密に偉大に』については、出演を決めたポイントはどういうところですか。
スヒョンこの作品への出演を決めるまでには、すごく悩んでかなり時間がかかりました。なぜなら、この作品に出ることに対してのプレッシャーがとても大きかったからです。でも、このキャラクターを演じてみたい、挑戦してみたいという想いが強かったんです。この作品は、ふたつのキャラクターを演じわけたり、激しいアクションやちょっとおバカな動きもあるんですが、体を使って楽しませるということも学んでみたいと思いました。北朝鮮の方言も勉強しないといけないし、いろいろな課題に挑戦して、それを体でうまく表現したいと思い出演を決めました。

本当に恥ずかしくて……つらかったこと

──『隠密に偉大に』ではパク・ギウンさん、イ・ヒョヌさんと共演していますが、撮影時のエピソードは?
スヒョン劇中で方言を使うのですが、練習時にみんなでふざけあったり、イタズラしたりと、楽しく自然に覚えられたのがよかったと思います。また、自分たちのセリフだけではなく、先輩の方言の強い言いまわしなどもマネして練習をしました。シリアスなシーンの撮影前に楽しすぎて笑ってしまったりしたこともありましたけど、とても雰囲気がよい現場でしたね。お互いが助けあい、信じあって撮影をしていたので、3人の仲の良さが自然と力になっていました。舞台挨拶もとっても楽しかったです。ちなみに、ギウン先輩ともボーリングに行きました(笑)。撮影は終わりましたが、また一緒にボーリングをする約束をしています!

──今作が大ヒットしたら、キヨミ(愛嬌ポーズ)をやりますといってましたが、愛嬌はあるほうですか?
スヒョンキヨミをやったときは、本当に恥ずかしくて……つらかったです。でも、観客のみなさんに宣言したので、やらなきゃいけなくなってしまって。キヨミをやっているときは、僕は演技をしているんだとずっと自分に言い聞かせていました(笑)。愛嬌をみせるのは難しいですね。

──今後の夢はありますか?
スヒョン子どもの頃は、将来の夢がとくになかったんです。それが演技をすることによって性格も変わり、そして夢をもつことができました。仕事に関連した夢ですが、今はいろいろなカラーの演技を試していて、そのカラーをカードにして自分のひきだしに集めている状態です。将来は、その貯めたいろいろなカードを駆使して、幅広い演技ができる俳優になりたいです。そのときは、もはや挑戦者ではなくなっていると思いますし、そうなっていたいと思います。なので、今は楽しみながらいろいろな作品に出演させていただいているところです。

──今回の来日には、CSチャンネル・DATVの密着番組のカメラが入っていますが、どんな姿を視聴者に見せたいですか?
スヒョンこういう姿を観て欲しいというのはとくにないのですが、人に見せられないようなヘンな姿はカットしていただけると信じています(笑)。
(撮り下ろし写真:鈴木一なり)

番組情報

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(C)Digital Adventure

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