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(更新: ORICON NEWS

なぜ今?ファミマが『クリームパン』を開発 “後発”だからこそ極めた、作りたての“ふんわり×しっとり”食感続く秘訣とは

 1年でパン需要が最も高まるとされるこの春暖の時期、ファミリーマートのパンコーナーもこれまでにない盛り上がりとなりそうだ。同社のオリジナルパンブランド「FAMIMA BAKARY(ファミマ ベーカリー)」から、これまで定番ラインナップになかったクリームパンが新登場、人気商品のメロンパンとカレーパンも再リニューアルとなる。それぞれ一足早く試食したが、コンビニのパンとは思えないほどの“作りたて食感”には驚かされた。その秘訣とは。

どこまで美味しくなるの…? 2週間で400万食突破したメロンパン&カレーパンが再び進化!

 ファミマ ベーカリーの定番商品メロンパンとカレーパンは、昨年リニューアル発売すると、2週間で400万食を突破。3月22日 には、リニューアル1周年に合わせ、さらに美味しくなった新『ファミマ・ザ・メロンパン』『ファミマ・ザ・カレーパン』が発売。併せて、今回新たに『ファミマ・ザ・クリームパン』も登場した。
  • ファミマ・ザ・メロンパン

    ファミマ・ザ・メロンパン

 前回のリニューアルでは、『ファミマ・ザ・メロンパン』は、表面のビスケット生地にバターの産地として定評のあるフランス・ノルマンディー産の発酵バターを配合し、芳醇な香りを追求。さらに隠し味のレモン果汁によって甘さのキレを良くし、バターの豊かな味わいを感じられる。また、従来の製法から水分の吸収を抑える製法に見直すことにより、焼き上がりがより硬くサックリとした仕上がりに。表面の網目の大きさも従来の約15mmから約23mmに変更。網目を大きくすることで凸凹感がより明確になり、食感の良さがアップしていた。

ファミマ・ザ・メロンパン

ファミマ・ザ・メロンパン

 さらに今回、フランス・ノルマンディー産の発酵バターを10%増量し、バターの風味・コクをアップ。ビスケット生地においてはバターを増やすと共に、バターを引き立たせるような配合バランスに変更。パン生地はこれまで通り「長時間発酵種」と「パネトーネ種」を配合することで、しっとり感が維持する仕立てになっている。 
  • ファミマ・ザ・カレーパン

    ファミマ・ザ・カレーパン

 『ファミマ・ザ・カレーパン』は、炒めた牛肉と玉ねぎの甘みと旨味を閉じ込め、隠し味には風味豊かな赤ワインを使用。果実ペーストにより果実の自然な甘みが感じられる味わい深い欧風カレーに仕上げている。国産小麦粉を配合したドーナツ生地はもっちり食感が特徴で、カレーには花椒やシナモン、クローブといった特徴的なスパイスを後入れ。食欲をそそる華やかな香りを引き立てた。

 加えて今回は国産小麦を使用した湯捏粉を配合し、もっちり感を向上させ、くちどけの良さもアップ。また、カレーにはフォンドボーの旨味を溶け込ませ、焙煎したクミンを後入れすることでスパイス感のキレが増している。

ファミマ・ザ・カレーパン

ファミマ・ザ・カレーパン

世界的に注目されている発酵種を使用、卵×ミルクの“シンプル&究極”バランスを実現

新登場の『ファミマ・ザ・クリームパン』

新登場の『ファミマ・ザ・クリームパン』

 そして、今後のファミマ ベーカリー新定番として期待されるのが、新登場の『ファミマ・ザ・クリームパン』だ。100年以上前に日本で生まれたとされる歴史あるクリームパンだが、意外にも現在は取扱いがない。 近年高級食パンブームの流れを受け、高級クリームパンなども各メーカーから次々と発売され、古くからあるクリームパン人気が再燃。

 既にパン市場には数多くのクリームパンが出回っていることから、新たに発売される『ファミマ・ザ・クリームパン』は完全に後発となるが、後発ゆえに、素材からとことんこだわった逸品となっている。開発チームがクリームパン市場を徹底的にリサーチし、昔ながらのグローブ型で、“ふんわり×しっとり”ブリオッシュ生地と“コク×なめらか”クリームの絶妙な塩梅を極めた。

ファミマ・ザ・クリームパン

ファミマ・ザ・クリームパン

 “ふんわり×しっとり”ブリオッシュ生地は、中種に発酵種を入れて仕込むことでしっかりと熟成。発酵種は、保水性・防腐性・防菌性に優れることから、近年世界的に注目されているパネトーネ種を使用。生地の旨みと風味を最大限に引き出し、歯切れの良さを実現した。さらに、一般的なブリオッシュの水分量が約65%程度に対し、約80%の水分で生地を仕込むことで、いつまでも作りたてのような“ふんわり×しっとり”食感が楽しめるのだ。
  • ファミマ・ザ・クリームパン

    ファミマ・ザ・クリームパン

 ここまでリッチに仕上がった生地に対し、当然カスタードクリームの味わいも劣るわけにはいかない。カスタードクリームにフォーカスした市場調査もつぶさに行い、“ふんわり×しっとり”生地にマッチする“なめらかな”くちどけを目指した。

 卵とミルクの風味豊かなコクがありつつもなめらかで、飽きのこない食べやすさを実現するためには、絶妙な配合バランスが重要だ。緻密な調整を重ねた結果、従来のカスタードクリームよりも卵黄や、ミルクの量を多く配合する事でコク深く仕上げ、さらにマダガスカル産のバニラシードを使用し、甘い香りと高級感をプラス。こうして遂に、手作り感のある程よいクリームが完成した。
 クリームパンをはじめ、メロンパンにカレーパン…。シンプルな味わいだからこそ、作り手の腕が試される。かのハーゲンダッツは、創始者の“完璧を目指すという哲学”のもと、とことん原材料を厳選し、シンプルな製法を極めたからこそ、世界的シェアを席巻したとされる。コンビニ各社のみならず、スーパーやパン屋、百貨店でも並ぶ定番パンだが、今回新たにパワーアップしたファミマ ベーカリーがどこまでシェアを広げていくのか、期待したい。
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