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【整形美女】“自分”を諦めないために整形を決断した女性「悩みが解消されたことでやっと他人の言葉を受け止められた」
一時は死も考えるほど自分の顔に悩んだ女性「整形したことで、周りの優しさやチャンスに築けた」
「整形は人生の目的ではなく、自分がなりたい将来像をかなえるための手段だということは伝えていきたいです。私が変われたのは、成功体験を積み上げたからなんです。行動するのって怖いけど、受け入れてもらったと思えることが何回かあると、人って変われる。まずはいろいろ行動してみるのも大切」と語る彼女だが、そんなふうに前を向けるまでには時間がかかった。
「親に『整形するか、死ぬかしかないと思っている』と打ち明けて、費用も出してもらって目の整形をしましたが、結局は自分がどう思うかより、他人にどう思われるかが一番気がかりでした」
「外に出れず、SNSで愚痴をつぶやいていたら、一人の友人が心配してリプライを送ってくれたんです。その子は自分の中でも信用できる子だったから、意を決して彼女に会って、整形したことを打ち明けました。そしたら受け入れてくれて。そこから少しずつ、学生時代の知り合いにも会えるようになりました。他の子も『かわいくなったよね』とか、思ったより好意的な反応を示してくれる子が多くて、少しずつ外に出られるようになりました」
その後も整形を重ね、上京。仕事や職場の環境に恵まれ、気が付けば整形を繰り返さなくなっていたという。では、自分を認めてくれる人さえいれば、整形は必要なかったのか。みきしぃさんは「それはまた違いますね」ときっぱりいう。
「外見に自信がないままだったら、内面の褒め言葉も素直に受け入れられなかったと思う。だから、整形したことは後悔していません。整形して自分の顔を「嫌いだ」と思わずに済むようになって、そこではじめて普通の女性として、やっと容姿以外の褒め言葉を受け入れられるようになったんだと思います」
コンプレックスが解消されたことで、ようやく周りの優しさやチャンスに気づくことができたというみきしぃさん。これからは、自分と同じように整形に悩む子に寄り添いたいと話す。
「私もコンプレックスが強かった頃、人から言われることが素直に入らなかったり、跳ね返しちゃったりもしていました。だからこそ、そういう子を救う難しさは誰よりもわかります。でも、寄り添ってあげることはできる。整形がゴールじゃなくそこから、自分の成功体験を積み上げていってほしいです」
“整形顔は気持ち悪い”という恋人の言葉を振り切って施術「自分を好きになるための手段の一つ」
「ダイエットは成功したけど、顔には満足できるほどの変化はなく、日に日にパッチリ二重で鼻筋が通っている綺麗な人になりたいという気持ちと、自分はブサイクなんだという思いが強くなっていきましたね。人と顔を合わせて話したり、写真を撮られたりするのが好きじゃなくなっていきました」
高校の頃には「整形したい」が口癖に。「いつかしたい」が「絶対する」に変わっていった。
「当時付き合っていた彼氏に『整形顔は気持ち悪いから嫌い。今で十分だからしないでほしい』と言われました。そのときは、金銭的にも難しかったのでしませんでしたが、高校を卒業してすぐに就職をして、お金にも余裕が出始めた20歳の頃に、初めて埋没法で二重整形をしました」
それでも整形したことは自分のなかでプラスになった。
「高額な整形費用のローンを組んで、術前・術中の恐怖心に耐えて、やっとの思いでできた整形は、見た目の変化から得られた自信だけではなく、やりたいことをやり遂げた達成感によって自己肯定感も高めてくれました。可愛いコスメを買ったり、健康に気を使った食を楽しむようになったりして、人生を楽しめるようになりました。」
それでもまだ納得できていないというkikiさん。「今感じているコンプレックスを一つずつ解消していきたい。私に合うカスタムをして、“私史上一番可愛い私”になりたい」と言いつつも、「幸せを感じる瞬間は増えた」という。
「きっと自己嫌悪に陥ることが劇的に減ったからだと思います。変わらない日常の中に、幸せだと思える瞬間がこんなにあったのに、自分が嫌いだと思いながらつまらない日常にしてしまっていたのは自分自身だったみたいです。私にとって整形は、自分を好きになるための手段の一つですね。」