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「エンタ芸人」最後の砦? コウメ太夫、15年芸風を変えない凄み…マンネリから“様式美”へ
「エンタ芸人」として一躍ブレイクも“マンネリ”化、私生活ではシングルファザーに…
しかし、やむを得ずピンの女形で『エンタ』に初出演(2005年)すると、目論見通りブレイク。青木さやか、波田陽区、ですよ。などとともに「エンタ芸人」と呼ばれた。翌年には、同番組のネタを収録した「小梅日記」でCDデビューを果たし、着うたは80万DLを突破。だが、『エンタ』は2010年に番組終了を迎え、エンタ芸人=“一発屋”と呼ばれた。コウメ太夫も例に漏れず芸のマンネリを迎え、人気絶頂期は400万円あったという月収が3千円にまで落ち込んだと明かしている。
そんな暗黒期ど真ん中、プライベートでは2009年に離婚の追い打ちがかかる。長男の親権はコウメが持ち、シングルファザーとなった(現在はコウメの母と3人暮らし)。同年はコウメ太夫の人生の転換点となったようで、占い師に「小梅をコウメに変えないとトラックにひかれるわよ!」と言われ、芸名を小梅太夫→コウメ太夫に改名。離婚前、『キズナ食堂』(TBS系列)ではコウメ太夫一家の密着レポートが放送されていたが、仕事がないのにダラダラするばかりの姿はまさにダメ人間。突然、妻が姿を消したことから企画自体が放送中止となり、そのまま離婚という最悪の結末を迎える。
芸風変えずとも、不動産管理にダンス、演技、SNSなど多才っぷりで息の根絶えず?
その後、意外なことに2013年の『第一回ムーンウォーク世界大会・おもしろ部門』(マイケル・ジャクソンのパフォーマンスで有名なムーンウォークを競う大会)で準優勝している。また、歌手・佐藤広大のMVや昨年末の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)では、キレキレなダンスを披露したことも話題に。実は、子どものころはマイケル・ジャクソンに憧れ、中学時代にはジャニーズのオーディションを受けたこともあるとか(結果は落選)。さらに、今年10月には深田恭子主演ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)でドラマ初出演。白塗りメイクなし・ギャグなしで無職の寸借詐欺師を演じ、意外な演技力に称賛の声も寄せられた。
IPPONグランプリ出場で胸に黄色い羽根かと思ったら〜、
? コウメ太夫 (@dayukoume) December 5, 2020
出場してなくてバナナの皮でした〜。
チクショー!! #まいにちチクショー
#まいチクお絵かき pic.twitter.com/6GoPyElK1K
? にゃん吉♪ (@nyankiti_taru) July 26, 2017
小梅太夫が「まいにちチクショー」っていうネタをツイートしていて、それを毎日わざわざ評価してリプライしてる味わいカルビ塩さんという方がおられる。
? ちひろべいべー (@chihiro_SEGARE) December 14, 2016
この人小梅太夫をどうしたいんやろう。
陰ながら2人とも応援しています。 pic.twitter.com/hs45stIklp