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児童書で描く“おばけ”は、なぜ怖くないのか? 「小さなおばけ」40周年でもなお愛される秘密

この機会に、どんどん本を読んでほしい 本は“心のジョギング”です

――多くの作品が出版されたなかでも、思い出深い作品はありますか?

角野栄子 もちろん「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」です。40年前も今も、小さな子どもたちが新しい本が出るのを待っていてくれる。これほど嬉しいことはありません。また、このシリーズが私を作家にしてくれたと思っています。

――題材を決める際のポイントはありますか?

角野栄子 最も重要なのは、主人公です。これにつきます。私自身が大好きになるような主人公を描き続けてきたつもりです。

――絵本を書く楽しみとは?

角野栄子 心が自由になれることです。書いているときは、読者と一緒に歩いているような気持ちです。

――本を通して、子どもたちに伝えたいことはありますか?

角野栄子 たくさんの本に出会ってほしいです。本を開けば、楽しい冒険が待っています。大きな声を出して読んでみてください。

――「おうちでわらおう」特設サイトで公開された「#おうちでわらおう」のスペシャル動画では、子どもたちへの思いが掲載されています。新型コロナウイルス感染拡大で思うように活動ができないなか、子どもたちにどのようなことを伝えたいですか?

角野栄子 家にいなければならないのは、辛いかもしれませんね。外に出て遊びたい。友達とも会いたい。でもこの機会に、どんどん本を読んでください。本は心のジョギングです。
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