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昭和の名機「ワニワニパニック」が再ブレイクの兆し 令和へと受け継がれる開発者たちの想いとは

ついに新型“リターンズ”が登場 初代との違いは「見ている人を飽きさせない」

 幅広いラインナップを展開してきた「ワニワニシリーズ」の中でも、最も多くのユーザーに親しまれたのはやはり初代「ワニワニパニック」。6月に登場予定の最新機種「ワニワニパニックR」はその初代をオマージュしており、パッと見ただけではその違いはわからない。

川合さん初代と違う点は正面のパネルに32インチ液晶モニターを採用していること。当時のグラフィックをそのままに再現しているのに加えて、映像表現によってプレイを盛り上げ、見ている人も飽きない仕様にしています。ただし、直感的に楽しめるという基本的な遊び方は変更していません。

 前述のように初代「ワニワニパニック」の運営を断念する店が増えている中、復活を望む声も多く上がっていたという。

川合さん近年のアミューズメント施設はビデオゲームを中心に遊ぶコアユーザーと、UFOキャッチャーなどのプライズを中心に遊ぶライトユーザーの二極化が進んでおり、幅広い層が楽しめるゲーム機のラインナップは年々減少傾向にありました。そうした市場背景もまた、お店やユーザーのみなさんが『ワニワニパニック』を求めてくださる理由なのかなと思っています。『ワニワニパニック』の魅力は『出てきたワニを叩く』という、説明不要に誰もが楽しめるシンプルなゲーム性にあります。また『ワニワニパニックR』は親子やカップル、友たち同士などでも遊んでいただけるようにハンマーを2個に増やしました。ぜひ夢中になってスコアを競い合ってほしいですね。

 STAY HOMEが推奨される今日この頃、体が縮こまってしょうがないという人も多いかもしれない。しかし今はひとまず『幼稚園』の付録で技を磨いてみてはいかがだろうか。そして6月にはワニをぶっ叩きにアミューズメント施設に遊びに行けることを願おう。

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