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「赤ちゃんにオムツ履かすだけ」の”ゆるかわゲーム”が人気、子育てママたちも虜に

 複数の静止画を繋ぎ合わせた動画の総称で、作成も簡単でサイトなどへの貼り付けも容易に出来ることから、一時期のネットカルチャーを牽引した「GIF動画」。先ごろ、独自性を持った「GIFゲーム」なるものが、33,000リツイート、61,000いいねを記録し、ネットでバズったのをご存知だろうか。タイミングよくGIF動画を止めて、赤ちゃんにおむつをはかせるという内容で、その絵のテイストと相まって癒されること必至。Twitter上では、ユーザーのプレイ報告と、制作者の、たろう(な気分)さんからコメントで“○○賞”を贈呈されるといった流れがお約束であり、それがまたホッコリしてしまう。そんな“あたたかい” たろう(な気分)さんに、制作秘話を聞いた。

あえて力を抜いて、気負いなく作ったGIFゲームが、子育て中のママに大ウケ!

――GIFゲーム「赤ちゃんにおむつをはかせてあげよう」が大いにバズりましたが、率直な感想をお聞かせください。
たろう(な気分)素直にとても嬉しいです!いいね数、リツイート数も今までにない数でビックリしたのですが、何より1,700件にものぼるコメントを頂き、1人1人が楽しんでプレイしてくれている様子を届けてくださったのが、本当に嬉しかったですね。こんな大勢の人たちがダイレクトに喜んでくれる姿を観れたことが、貴重な体験でした。

――今現在、フォロワー数はどれくらいですか?
たろう(な気分)現在、約4,300人です。今年の4月から細々と小ネタを発信していて、徐々にフォロワーも増えて「ようやく200人目前だ〜!」というところで、「赤ちゃん」のGIFゲームが突然広まり、一晩で1,000超え、2週間で現在4,300人という状況で、その突然さにはただただビックリです。

――実際にGIFゲームをプレイした人の反応はいかがでしたか?
たろう(な気分)コメントの中で一番目に付いたのが、子育て中のお母さんたちの感想で、授乳中や寝かしつけた後の一息にとても癒された、ストレス発散できた、楽しく過ごせたなどの声がありましたね。僕も子育て中なので、大変な時にちょっとでもお役に立てたことがとても嬉しかったです。親子で遊んでくださっている方も多く、「毎回爆笑しながら楽しんでます」といった声を聞くと、作った甲斐があった!と思えますね。

――いつ頃からGIF作品を公開されているのですか?
たろう(な気分)3年前くらい前から仕事で必須なアニメ制作のスキルを忘れないために、小ネタをGIF作品で作り始めました。「どうせならネットに上げてみるか」と思った時に、ちょうどGIF作品の投稿サイト『GIFMAGAZINE』さんの存在を知り、そこに投稿した作品の1つがGIFMAGAZINE×Adobe主宰のGIFコンテストで賞をいただけたことが今に繋がっています。ちなみにGIFゲームとしてのジャンル作品は、今回の「赤ちゃん」が初めてです。看板に顔をハメる「顔ハメGIF」という作品を含めても、せいぜいキャリアは1カ月ほどです。

――そんなに最近なんですね。ところで、ご自身も子育て中とのことですが、それがやはり家族や赤ちゃんをテーマにした作品が多い理由でしょうか?
たろう(な気分)単純に、赤ちゃんがかわいい!描きたい!というのもありますが、やはり子育てや家族というテーマが身近にあり、今の自分にとって描きやすいからというのはあるでしょうね。また、フォロワーさんも現在子育て中の方が多く、自然に家族や赤ちゃんをテーマにした作品が多くなっている面もあります。

――“ゆるかわ系”とも言えるテイストの絵も魅力ですが、絵に対するこだわりは?
たろう(な気分)今までいろんなテイストの作品を作ってますが、元々僕って凝り性なんです。「ちょっと疲れたなぁ」って時に、このTwitterアカウントではあえて力を抜いて、何の気負いもなく作れる作品を出してみよう、となった経緯があるので、“あえてこだわらない”ところがこだわりですかね。こだわりそうになったら自制するよう注意しています。

作っている段階で、自分が笑えるものが面白いGIFゲームの条件

――イメージ的にGIF職人というと、シュールなパロディ作品が多く、ユーザー参加型のゲームタイプのGIF作品はあまり多くない印象です。GIFをゲームにしようと思ったきっかけは何ですか?
たろう(な気分)日頃思いついたネタをメモしたものに「赤ちゃんにおむつをはかせる」という案はあったんです。ちょうどその頃、看板に顔をハメて遊ぶGIF作品がフォロワーさんに好評だったので、だったら「赤ちゃん」も単なる動画でなくゲームにしたら面白いかな、と。そこで適当に「#GIFゲーム」とハッシュタグをつけて投稿しました。ポイントは、簡単過ぎるより、ちょっと難しいくらいに作ること。その方が多くの方に喜んでもらえている気がします。

――ご自身のGIFゲーム作品の中で、一番難しいのは?
たろう(な気分)「顔ハメGIF」No.14「看板運びのおじさん編」は、かなり難しいですよ。自分で作ったのに難しすぎて、僕ですら成功確率が低いですから。成功させた方はすごいです(笑)。

――たろう(な気分)さん的に、一番のお気に入り作品は?
たろう(な気分)「赤ちゃんGIF」第2弾、「赤ちゃんにおしゃぶりをしゃぶらせるGIF」ですかね。成功の瞬間の赤ちゃんの絵が気に入ってます。

――1作品を作るのに、必要な絵の枚数は何枚くらいですか?
たろう(な気分)一番少なくて3枚、「赤ちゃん」ゲームでは15枚ですね。多くても20枚ほどで、作業的にも無理なく簡単に、かつゲームとして楽しめるものを作りたいので、枚数は極力少なくするよう心掛けてます。

――作品の制作時間はどのくらいですか?
たろう(な気分)簡単なものですと1時間ほど、動かすパーツが多いものでも2、3時間でしょうか。「赤ちゃん」は1時間くらいですね。

――GIFゲームを作る上で、最も重視している点は何ですか?
たろう(な気分)まず自分が笑える、面白く思えるかどうかです。自分でGIFゲームを作りながら、自分でウケて笑ってしまう…こんな良いサイクルってないですよね。そして、自分が笑って作った作品を他の方も同じように笑ってプレイしてくれるなんて、まさに一石二鳥です。

――現在、グッズ展開もされてますが、今後の展開などあれば教えてください。
たろう(な気分)特に今決まっていることはないですが、いつかGIFゲームの展示をしてみたいですね。実際に会場にiPadをたくさん用意して、集まったお客さんとワイワイ楽しみながらGIFゲームができたら面白いだろうなぁ、と妄想しています。あと、GIFゲームの早クリア競争など、GIFゲームを通じてその場所で新しいコミュニケーションの形が作れたら、絶対に楽しいですよね。
INFORMATION
■Twitter:@OONO_TARO_B(外部サイト)
TARO GAMES(外部サイト)

たろう(な気分)さん作 GIFゲーム

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