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櫻井翔が4年ぶりに映画主演、嵐もキャスターも「継続の先にしか未来がない」

 嵐の櫻井翔が、4年ぶりに映画に単独主演した『ラプラスの魔女』。アイドル、俳優としてはもちろん、彼のキャスターとしての活躍は多くの人が知るところ。ジャニーズアイドルとして新たな扉を開けた櫻井だが、それは「自分がどうしたいか?」を突き詰めた結果。後輩のためというわけではなく、「ネガティブに評価されてもそれはそれ」と、あくまで自分自身を貫く姿勢だ。芸能界で昇り詰めたからこそ演じられた今作、そして努力の源泉だという「未来に対する不安」とは?

嵐にZERO、「結果としてリンクし合ってはいるのかも」

――ミステリーの巨匠・東野圭吾の“超進化形”と称される原作を映像化した映画『ラプラスの魔女』。完成品を観た感想は?
櫻井翔 台本を読んだ時の印象より、はるかにスケールの大きなエンタテインメント作品になっていて。さすが三池(崇史)監督だなと思いました。

――櫻井さんが演じた地球化学の専門家・青江修介教授は、警察から「硫化水素を吸引させる殺人は可能か?」という調査を依頼される、いわば事件の傍観者の立場。
櫻井翔 僕の役がストーリーテラーであり、いわば観客目線であることは台本の時点で感じました。青江が幹となり、そこにいろんな人々が枝葉として絡んで出入りすることで、物語が進行する。そういう意味では、青江がブレてしまうとよくわからなくなってしまうから、大変な役だなとは思いましたね。

――櫻井さん自身も、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)や五輪取材などではキャスター=傍観者ですが、その経験が役作りに影響していますか?
櫻井翔 この作品に関わらず、嵐は嵐、ZEROはZEROですし、それぞれの仕事が影響し合っているとは考えてはいません。映画もドラマも、それぞれ独立して捉えているので、撮影中に意識することはないんです。ただ無意識のうちに、いろんな経験が作用し合っているということは、多分にあるでしょうね。役を演じるというのは、そのキャラクターの人生を生きることだと思うので…。たとえば、映画『神様のカルテ』(2011年)の後に、『NEWS ZERO』でお医者さんにインタビューすることになれば、「僕が医者を演じた時に感じたことですが」と、疑似体験をふまえて取材をする場合もあります。こんなふうに結果として、リンクし合ってはいるのかもしれません。

「すべてが破綻した」二宮和也とともに26歳で高校生役

――大学教授役というのは?
櫻井翔 こういう役をやる年になったんだと、ちょっと感慨深いですね。僕がいちばん最初に出演した連続ドラマが、TOKIOの松岡(昌宏)くん主演の『天国に一番近い男 教師編』(TBS系・2001年)で、高校の生徒役だったんです。そこからスタートして、だいぶ昇りつめたなと思いました(笑)。とはいえ、実年齢と役柄はあまり関係ないかもしれない。なんと言っても、僕が二宮(和也)と一緒に、26歳で高校生役を演じたドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系・2007年)で、すべてが破綻しましたから(笑)。

――本作では、存在感に貫禄が備わったように感じました。
櫻井翔 貫禄かどうかはわからないですが、ストーリーテラーとなる役柄をさせてもらえるようになったんだなとは思います。こういう役柄は若い時にはできなかっただろうし、芸能界でのキャリアなどを積み重ねてきた結果、観客目線の役柄をいただけたと思うと、ありがたいです。

「ネガティブに評価されることがあっても、それはそれ」

――以前、「30代になった時は意識して新しいことに挑戦していた」とおっしゃっていました。現在、次なる新しい挑戦を考えていますか?
櫻井翔 目指すもの、新しく挑戦したいものはとくにないんです。なぜかというと、現状の継続の先にしか、未来がないと思うから。一つ一つの仕事に、きちんと向き合うことでしかないんです。以前から、僕は仕事をする上で“外からの見られ方”は気にしていなくて、“自分がどうやりたいか”しか考えていない。その結果、ネガティブに評価されることがあっても、それはそれだと思っています。やっていることそのものに、大きな意味がある。そういう意味では、前は早く30歳になりたいと思っていましたが、年齢を重ねていろんなお仕事をさせてもらう中で、自分自身として違和感なく仕事と向き合えるようになったと感じています。

――櫻井さんが切り拓いたキャスターへの道を、ジャニーズの後輩たちも歩み出しています。
櫻井翔 本当にすごいなと思います。ただ僕自身は、後輩のために…と考えたわけではないんです。自分がやりたいこと、進みたかった道を目指していたら、結果としてジャニーズ事務所では僕が最初に挑戦することになっただけ。決して、「誰もやっていない道に進みたい」ということが最初のモチベーションではなかった。

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