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(更新: ORICON NEWS

男の趣味連載【HOBBULOUS LIFE】Vol.3 DIY(=Do IT Yourself)コーヒー <後編>おいしい1杯を探求する

これぞ上級者の楽しみ方。「生活のシーンごとにコーヒー豆を変えよう」
 好みの1杯を知ったあとも、楽しみ方がたくさんあるのがコーヒー。一緒に口にするものとの相性や気分によって、味を変えるのも上級者の楽しみだ。嗜好は人それぞれだから、もちろん、自分の好みを追求するのが一番。でもまずは、プロの楽しみ方を拝見。
サンドイッチとともに楽しむ朝のコーヒーは、バランス重視

 選んだ豆は、シングルオリジンのグアテマラ・サンタカタリーナ、焙煎はシティロースト。「飲みやすく酸味と深みのバランスがいいのが特徴で、安定した味わいが朝にいい。ケーキのようなしっかりした味には物足りないけれど、トーストやサンドイッチとはバランスがいいです」と堀口さん。これ以上浅いコーヒーだと食べ物に負けてしまうのだとか。
読書をしながら過ごす昼下がり、ひと欠けのチョコには濃厚な深い味

 選んだ豆は、堀口珈琲のブレンド『#7 BITTERSWEET&FULL-BODIED』。「チョコレートは、油脂分のある濃縮した味。それに対抗できるしっかり焙煎した濃厚なコーヒーでないとバランスが取れません。浅い焙煎だとコーヒーの味が負けてしまうので、フレンチローストが合います」。ブレンド『#7』は、「やわらかな苦味とかすかな酸、しっかりしたボディ感を目指しました。苦味にもいろいろあり、焦げたような苦味や刺激的な苦味はおいしくありません。心地の良い、爽やかな苦味が理想です」と堀口さんは語る。
友人と庭でBBQを楽しんだあとは、爽やかな酸味の1杯

 選んだ豆は、シングルオリジンの東ティモールのハイロースト。「やや浅めで、爽やかな酸味の豆を選びました。明るい柑橘系の酸で心地よい飲み心地です。脂分の多い肉を食べたあとに、ガブガブ飲むにはちょうどいいです」。シーンに合わせてドリッパーにもこだわりが。「ケメックスの金属のフィルターは浅めのコーヒーに向いていています。じっくりとテクニックを使って淹れるというよりは、ばーっと入れられるのがBBQシーンには合っています」。
深み、苦味を愛する堀口さんのスペシャルな1杯
 選んだ豆は堀口珈琲のブレンド『#8 STOUT&WILD』。「深い味わいが好きで、この仕事を始めました」と話すだけあって、お気に入りの1杯は、深めのフレンチローストで濃厚。「かすかに刺激的な苦味と、ミルクチョコレートのような甘みが特徴です。酸味はほぼ感じないぐらい。ミルクや砂糖を入れても美味しいので、デザートと一緒に飲みたい一杯。濃厚だから量はそこまでいらなくて、例えるなら、ブランデー×コニャックの世界ですね」。

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