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トリンドル玲奈インタビュー『この先どうしたいかはまだ考えられない…』

モデル、タレント、女優として大活躍中のトリンドル玲奈が、過激な描写でおなじみの園子温監督がオリジナル脚本で新たに生まれ変わらせた『リアル鬼ごっこ』で主演を果たした。血まみれ学生服姿を披露したトリンドル玲奈が魅せた新たな魅力とは? 女優業についての想いも語る☆

<動画インタビュー> 女優、モデル…芸能活動の転機とは!?

役との共通点が“わからない”でいい

──6月に終了したドラマ『不便な便利屋』(テレビ東京系)に続き、7月からは『ある日、アヒルバス』(NHK BSプレミアム)『37.5℃の涙』(TBS系)がスタートするなど女優活動に力が入っています。さらに映画では園子温監督の『リアル鬼ごっこ』に主演。演じたミツコについて聞かせてください。
玲奈実は台本を読んだとき、ミツコからあまり個性を感じなかったんです。なので、ミツコらしさを追求したり、こうしようああしようというのではなく、現場に入ってミツコの衣裳を着てメイクをしてもらって、監督からミツコに必要なものを受け取っていこうと。そうやって出来上がっていったキャラクターです。

──不安はありましたか?
玲奈どんな作品になるんだろう? という不安がありつつワクワクしていました。現場に入ってもどんな作品になるのかつかめなかったのは不安でしたけど、ミツコも自分の周りで何が起きているのかわからないまま“何か”に襲われて物語が進んでいきます。自分と役との共通点が“わからない”でいいのかなって思ったんです。わりと真っ白い状態で現場に入りました。
──そして園監督からヒントを受けたわけですね。
玲奈はい。園監督のこともわからなくて(笑)、なんとなく恐い監督なのかなぁって思っていたんですけど、違いました。でも、ミツコはこういう役だからこうしてほしいというものはなくて……撮影直前に耳元でアドバイスをもらう感じです。それはすごく重要なアドバイスでわかりやすい言葉ばかりでした。最初の頃はとにかく緊張していたんですけど、4日目ぐらいに園監督が「無口だね」って話しかけてくださって(笑)、そこから少しずつ話せるようになりました。

──撮影4日目にようやく会話とは……ふたりともシャイなんですね(笑)。『リアル鬼ごっこ』と言えば、追いかけられる、逃げる、走るシーンが多く、今回も例外ではないですね。
玲奈走りましたね(笑)。台本にも書かれていたので覚悟はしていたんですけど、もともと私は運動が得意じゃないので……。周りのスタッフさんたちに心配をかけてしまったと思います。準備としては、撮影に入る1ヶ月くらい前から走るためのトレーニングをしました。普通の道じゃなく山道や寒いなかで走る撮影だったので、体幹を鍛えたりもしましたね。

自分を知ることができた。次は…

──ミツコが必死で走る姿を見てこちらまで息が苦しくなりましたが、やはり大変でしたか?
玲奈走るシーンは撮影後半の3日間で集中的に撮ったんです。なので、毎日走りっぱなし(笑)。たしかに大変だったし、完成した映画を観ても「いっぱい走ったなぁ」って思うんですけど、大変だったことはもう忘れてしまいました。むしろこの撮影で私はこんなに走ることができるんだと知ったので、次はアクションにも挑戦したいなって思っているんです。
──それだけ刺激のある現場だったということですね。現在はモデル、タレント、女優として活躍していますが、女優という職業は昔からやりたいことだったんでしょうか?
玲奈女優になりたいというよりも、女優さんという職業ってカッコいいな、という憧れをずっと持っていて。実際に演じてみて、その魅力は一層膨らんでいます。いろんな役者さんにお会いするたびに「ああ、ステキだなぁ」って思うし、みなさん個性があるので、憧れますね。

──では、これからは女優業がメインになりそうですか?
玲奈それが……ノープランなんです(苦笑)。1年前はこんなに大きな映画に出られると思っていなかったので、この先どうしたいかはまだ考えられなくて。ただ、女優の仕事もモデルの仕事もほかも、いただいたお仕事、目の前にあるお仕事を一生懸命がんばっていきたいです。というのも、私にとっては大きな出来事も小さな出来事もみんな転機というか、大事な出会いなんです。
──というと?
玲奈以前は大きな仕事をいただいたときとか、すごい人に出会ったときとかに「ああ、これが自分の転機になるんだ!」って思っていたけれど、ふり返ってみると、ものすごく小さなささいな出来事が大きな転機につながっていて。だから、お仕事も出会いも一つひとつ大切にしていきたいなって思うんです。あと、仕事の方たちだけでなく大学の友人たちの存在も大切。支えてくれている友だち、同性代にこの映画を観てもらえたら嬉しいです。

──では、その同世代に向けて『リアル鬼ごっこ』のここがおもしろい! を伝えてください。
玲奈『リアル鬼ごっこ』はシリーズになっていますが、今回は(過去作とは違って)園監督のオリジナル脚本というおもしろさがあります。追いかけられるだけじゃない、深いセリフもたくさんあって、撮影中もこれってどういう意味なんだろうって自分の人生に置き換えて考えることがありました。完成した映画を観ても考えさせられて、私自身もう1回観たいって思ったので、みなさんにも2回、3回、4回でも(笑)観てほしいです!
(文:新谷里映/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

リアル鬼ごっこ

 彼女たちの名前は、ミツコ、ケイコ、いづみ。全員、女子。3人は同じ学校のクラスメート?それとも、まったく見知らぬ女子高生なのか?
 平和な日常は突如崩れ去り、“クライマックス”が一気に押し寄せる。木々の風。森の風。押し寄せる風。女子しかいない風景。女たちの通り。誰かがいつでも見つめている。いくつもの視線。それが風になり、凶暴な疾走となり、凶器となる。いったい、何のために追われるのか?
監督・脚本:園子温
出演:トリンドル玲奈 篠田麻里子 真野恵里菜
7月11日(土)全国ロードショー
【公式サイト】(外部サイト)

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