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高畑充希インタビュー『女性には変身願望がある』

ああいうタイプだったらもっとモテてる(笑)

――高畑さんがお母さんから受けた教えはありますか?
高畑何だろう……。「ごはんは残さず食べる」とか(笑)。母も父も必ずそうしていたので。

――じゃあ、レストランとかで苦手なものが出ても……。
高畑全部食べます。それか、一緒にいる人のお皿にこっそり置く(笑)。自分のお皿がきれいになって、食べたい人のところに食べたいものが行くように。

――イベントでは「女の子は誰でもシンデレラに憧れる」という話もありました。
高畑女性には変身願望があるし、きれいにしてもらえたらテンション上がりますから。ドレスを着て、ガラスの靴を履いて……。それは憧れですね。現実に王子様が馬に乗ってきたり、白タイツを履いてこられても困りますけど(笑)、女性はどこかで“白馬の王子様”を待っていると言いますよね? それはたぶんシンデレラから来ているんだろうし。でも、待ってばかりじゃいられない。映画のシンデレラは自ら会いに行く強さもあります。

――高畑さんのなかでも、そういう女の子の部分は大きいですか?
高畑女子の部分もありますし、男っぽい部分も両方あると思います。変身願望があって、ウインドウショッピングや甘い物が好きなのは、普通の女子な部分です。

――ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)で演じていた“キラキラ巻き髪量産型女子”な部分も?
高畑ちょっと憧れますけど、私はああいうタイプではないですね。あれぐらい量産型だったら、もっとモテてると思う(笑)。

おもしろい作品に出続けることが私の夢

――『シンデレラ』の日本語版を観て、自分の声はシンデレラに合っている感じはしました?
高畑全然しなかったです。違う人の顔なのに声だけ自分というのは、やっぱり違和感がありました。物語にスッと入れませんでした。

――それは本人ならではの感覚でしょうけど。
高畑こうやって取材を受けていると、良く言ってくださる方もいて、ホッとしています。自分で観たときは客観的になれなくて、良いのか悪いのか全然わかりませんでした。

――すごく良かったと思います。声に純粋さと気品が同時に感じられて。というように、高畑さんは女優として、どの作品でも賞賛が絶えないと思いますが、自分で嬉しかったのはどんな評価をされたときでした?
高畑「作品がおもしろかった」と言っていただけるのが一番嬉しいです。自分の演技を褒めていただけるのも、もちろん嬉しいんですけど、ずっとおもしろい作品に出続けることが私の夢なので。「あの子が出ているのは作品は全部おもしろいよね」と言われたら最高です。

――シンデレラの声も、連ドラと舞台があるなかで録ったそうですが、忙しいなかでの息抜きには、どんなことをしていますか?
高畑息抜きしてばっかりです(笑)。最近はちょっと時間があったので、熱海や京都に旅行に行きました。あとは人と会います。いろいろな職種の人と連絡を取って、人に会って話したりするのがリフレッシュになります。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:鈴木一なり)

シンデレラ

 ディズニー・スタジオが総力を結集し、『シンデレラ』の実写版を映画化した夢のプロジェクト。「本当の魔法は、あなたの勇気」──ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれていく。絢爛豪華な衣裳と美術、超一流のスタッフ&キャストとのコラボレーションが可能にした、ディズニー・ラブストーリーの原点にして頂点。

出演:リリー・ジェームズ ケイト・ブランシェット ヘレナ・ボナム=カーター リチャード・マッデン
日本語吹替版声優:高畑充希 城田優 
4月25日(土)全国公開
【公式サイト】(外部サイト)
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