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高畑充希に密着『サプライズも大成功!!“シンデレラ”イベント裏の素顔』
バックステージを公開!イベントが終わってほっとひと息
ミッションがたくさんあるので成功するか不安
映画でイギリス生まれのリリー・ジェームズが演じた金髪のシンデレラに対し、高畑はスタッフとの雑談で「私は着物顔なので」と話していたが、鮮やかなドレス姿は誰が見ても可愛らしい。
「ドレスを見たときはすごく(テンションが)上がったんですけど、いざ着ると緊張しますね。背筋がピンと伸びる感じ。本編と一緒でここ(胸元から肩にかけてのレース)に蝶がたくさん付いていて可愛いです」
出番直前にそう語った。イベントでは彼女の登場シーンに加え、この時点では城田に知らせていない“魔法”をサプライズで披露することになっていて、「舞台より緊張します。ミッションがたくさんあるので、成功するか不安です」とも。
ディズニー名シーンさながらのサプライズ
トークでは、吹替版の声優を務めたことについて「最初はディズニーのシンデレラの存在が大きすぎてピンとこなかったんですけど、声を入れるときになって鳥肌が立ちました。すごく嬉しかったし、いろいろな人に自慢しました」と語った。シンデレラの印象は「耐える女のイメージがあったけど、映画では芯が強くて、今の人が憧れる女性像だなと思いました」とのこと。
ここでいよいよサプライズを披露することが告げられる。「えっ、何ですか? 聞いていないです」という城田を「聞いてないからサプライズです」(高畑)と受け流すと、ステージには台に乗ったガラスの靴が。高畑はその前に黒い旗をかざして「何に変わるでしょうか?」と言いながらユラユラと揺らす。「3、2、1」と旗を上げると、ガラスの靴がチョコレートの靴になっていた。「すごい! どうやったの?」と驚く城田に、高畑は「ナイショ」と満足気な笑顔を浮かべる。プレゼントとして、チョコレートの靴を城田に手渡した。
最後に「声を当てながら映画を観たら、想像を越えて遥かに美しいし、登場人物がリアル。感情移入する場面がたくさんありました。女性も男性も小さい子もおじいちゃん、おばあちゃんも、観て良かったと思える映画じゃないかと思います」とアピールして、イベントは終了。
その後の囲み会見では、吹替について城田と「すごく可愛かったのでビックリ」「王子、って感じ」と称賛し合いながら、「実写で役者さんが画面でお芝居をしているので、自分も中に入ったような感覚でした。感情(の起伏)がすごいから、自分も泣いてしまったり、鳥肌が立ったり。思った以上にグッタリしました」(高畑)とアフレコでの演技について語った。
バックステージに戻ると、「こんなに緊張したのは久々です」と言いながら、晴れやかな表情を見せる。大成功した魔法は「いかにバレないようにうまくやるか、話しながらやるのが難しかったです。城田さんがビックリしてくれて本当に良かった」とニッコリ。城田から「マジでビックリした。先に打ち合わせをしていたの?」と聞かれると、「城田さんが来る前にしっかりやっていました。『ゆっくり来て』って思いながら」と茶目っ気を見せた。
アフレコ収録にも密着!高畑充希の今の気持ちとは!?
ふたりの歌声が重なりあって広がる魔法―デュエットレコーディング
ひと通り歌って、城田に交替。座って聴いていた城田は「心地良くて眠くなっちゃいました(笑)」と冗談を言いながら歌い始めた。ふたりの声が重なり合うと、個々の歌をさらに越えたスケール感が広がるのは、まさに魔法のよう。包み込むような優しさが感じられる仕上がりになりそうだ。
高畑充希は、ここ最近でも連続ドラマ『問題のあるレストラン』、舞台『いやおうなしに』などに出演。それに加え、この『シンデレラ』のアフレコやレコーディングと引っ張りだこの状態。演技力や歌唱力が評価されてのことだが、これまでは脇を固めるタイプで主役は少ない。だが、『シンデレラ』吹替版では主人公の役で、彼女の声の演技をたっぷり堪能できそう。そういう意味でも楽しみな作品だ。
(文:斉藤貴志)
シンデレラ
出演:リリー・ジェームズ ケイト・ブランシェット ヘレナ・ボナム=カーター リチャード・マッデン
日本語吹替版声優:高畑充希 城田優
4月25日(土)全国公開
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