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高畑充希インタビュー『女性には変身願望がある』

時代も国も越えて愛されるディズニーの名作『シンデレラ』が実写映画化された。その日本語吹替版で、シンデレラ役の声優を務めたのが高畑充希。数々の作品で高い評価を受ける若手演技派女優は、声の芝居でも多くの人を魅了しそうだ。

<<動画インタビュー>> 言われていちばんうれしいこと!?

人間の感情は複雑でわかりやすくない

――映画『シンデレラ』は、高畑さんのなかにあった“シンデレラ”のイメージとは重なりましたか?
高畑わかりやすくないのがいいなと思いました。人間の感情は複雑で、わかりやすくないじゃないですか。シンデレラと王子が恋に落ちる過程も、継母との確執も、徐々に変化していくのがきちんと描かれていて。良い意味で予想を裏切られました。映画らしい映画だと思います。

――シンデレラの声を当てるのに、ドラマや舞台のような役の掘り下げはしたんですか?
高畑お芝居のときはプランを立てていきますけど、今回は映像を観て、その場で出てきた声を入れていました。何も意識せず、そのときの感覚です。
――声優は、以前にアニメで経験されていますが、それとは全然違いました?
高畑アニメはオーバーにやったほうがバランスがとれる気がしたので、ミュージカルに近い感覚でしたが、今回はもとの映像のお芝居が皆さんナチュラルだったので、そこに合わせるように気をつけました。

――ネズミとの会話とか、楽しそうでした。
高畑あれは難しかったんです。ネズミがちょこまか動くので、そこに話し掛けるのは大変でした。

――映画のバレンタインイベントで、アフレコのときに感情が入って「泣いちゃったり、鳥肌が立ったり」という話がありましたが、お父さんの死を知らされるシーンとかで?
高畑ポロポロ泣いたりとは違いますけれど、目が潤むことはけっこうありました。お父さんが死んだと伝えられたときのシンデレラの態度は、素晴らしいなと思って。あと、舞踏会に行くところで馬車を降りたときは、息の音がすごく多くて。深呼吸している音をたくさん入れましたけど、そこから始まることにすごく緊張して、本当にドキドキしました。

――馬に乗って王子と出会うシーンも印象的でした。
高畑あそこはいいですよね。王子がカッコ良かった(笑)。声を入れているときは(王子役の)リチャード・マッデンさんをずっと見ていましたけど、青い目がカッときて、白い歯が輝いて。すごくときめきました(笑)。

素の自分は人が多い場所が苦手…

――高畑さんは舞踏会って行ったことはあるんですか?
高畑ありません。私、人が多い場所が苦手なので、招かれても「ちょっとやめとく」って言いそうです(笑)。

――この仕事をしていて「人が多い場所が苦手」だと、困ることもありませんか?
高畑困ります。舞台の初日の後の乾杯とか、どこにいていいかわからなくて、いつも隅にいます。お芝居しているときは、お客さんがたくさんいてくれたほうが嬉しいし、そういう空間でお芝居するのも大好きですけど、素の自分に戻ったところで「スピーチしてください」とか言われると、もう全然ダメですね。

――『シンデレラ』の舞踏会シーンを録っているときは、楽しい気分になれました?
高畑そうですね。あのときは王子に夢中で、ふたりの世界だったので、あまり多くの人に囲まれているという感覚はなかったです。でも、出演者の方々の衣裳がすごくゴージャスで、「舞踏会のシーンだけで撮影に何日かかったんだろう?」と考えてしまいました(笑)。

――シンデレラのお母さんの教えの“勇気と優しさ”は、やっぱり大事だと思いますか?
高畑必要ですよね。勇気がないと、人に優しくできないし。

――そう感じた経験があるんですか?
高畑私は10代の頃からお仕事をしていて、ずっと現場では後輩で年下だったから、優しくしてもらってきたんです。でも、最近は年下の子もいて、そういう子たちに率先して声を掛けるとか、ごはんに連れていくのは、勇気が要ります……。

―― 一緒に良い作品を作るために?
高畑作品がどうなるかは結果なので、あまりそういう意識はないですけど、単純に打ち解けた方が良いなあと思ったとき、「今がひと肌脱がなきゃいけないときだ」みたいな感覚が出てくるようになりました。だから勇気と優しさは大事だと思いますけど、難しいですね。優しさってなんでしょう?(笑)

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