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山本舞香インタビュー『清楚な美少女の新境地☆ 暗い役ばかりだったから慣れないなー』

謎のタコ型生物をめぐる人気コミックをまさかの実写化した映画『暗殺教室』。そんな同作でヒロイン格の生徒・茅野カエデを演じるのは、新鋭女優の山本舞香! 『三井のリハウス』のリハウスガールなどで知られる清楚な美少女が、これまでにない役柄で新境地を開いた。3ヶ月にわたった合宿撮影などを振り返ってもらった。

<<動画インタビュー>> 同年代の女子同士、撮影現場の秘話も!

がんばって明るくしていました(笑)

――カエデのツーサイドアップの髪形はなじみました?
山本始めは「ああ、こういう感じか」と思っていたのが、撮影中は3ヶ月毎日やっていたので、おろしたときに頭の上の辺りが何か足りない、寂しいと感じるようになりました。最初は緑色にするのかと思っていたんですけど(笑)。

――原作は知っていたんですか?
山本出演のお話をいただいてから読みました。『暗殺教室』というから怖い話かと思って。殺せんせーは見たことがあって、読んだらすごくおもしろかったです。けど、カエデちゃんをちゃんとできるのか、不安もありました。マンガでわかるのは、すごく明るいということだけ。あたり前ですけど声のトーンとかまったくわからいから、自分なりの茅野カエデを演じました。

――舞香さんは今まで暗めの役が多かったから、今回はすごく印象が違いました。
山本それなんですよ! 暗い役ばかりだったから「慣れないなー」って。役に入っていきなり明るくしても、観ている方にはわかっちゃう気がしたから、現場では常に明るくしていました。

――普段の舞香さんよりテンション何割か増しで?
山本普段の私も明るいときは明るいですけど、初めてキャストの子たちが集まったときは、ずーっとひとりでシーン……って感じでした(笑)。だから、始めはがんばって明るくしていました。でも慣れてくると、みんなで演技のこととかいろいろ話すようになって。朝も自然にみんなでワイワイしているから、自分もテンション高くいられました。みんなのおかげというのが、すごくあります。
――3年E組のクラス全体も明るかった感じ?
山本それはスクリーンにも表れていると思います。みんなで殺せんせーを銃で撃つところで、たまに生徒同士が撃ち合う形になって「こっちに撃つなよ!」みたいなハプニングもありましたけど、そういうのも演技に入っているというか。普段から仲良いのが、細かいところで自然に出るんじゃないかと思います。

――確かに、枕投げのシーンとかもそうでしたね。
山本あれは怖かったです(笑)。後頭部に当たって痛かったので、角度を変えて何回か撮ると「また当てられるのか」って。私もやり返しましたけど(笑)。

――じゃあ、合宿ロケでの撮影では楽しいことがいっぱいあって?
山本たくさんありました。女の子たちでホテルの近くを走りに行って、みんなでアイスを食べながら帰るとか。小さいことですけど、すごく楽しくて青春していました。

中高生組と大人組をまとめていた

――主人公の渚役の山田涼介さんとも話してました?
山本普段はわりと中高生組と20歳以上の大人組に分かれていましたけど、座席も隣りで、ちょっとずつ話すようになりました。山田さんはみんなをまとめてくれて、大人だなーと。全員を焼肉に連れていってくださったり、空き時間もちょくちょく「暑いね。大丈夫?」とか気に掛けてくださって。

――座長という感じでしたか。
山本私もいつか主演するときがあれば、こんなふうにしたいなと思いました。それに、渚が吹っ飛んで、みんなが「大丈夫か?」と駆け寄るシーンもリアルで。山田さんが普段からみんなをまとめてくれていたから、本気で心配になったので、そういうところも大切なんだなって気づきました。

――カエデもクレーンで吊るされるシーンがありました。
山本ずーっと吊られていて、楽しかったです。ちょっと苦しかったけど、フワフワ揺れてアトラクションに乗っているみたいで。

――他に印象的だったシーンはありますか?
山本暗殺大会は推します。ドラム缶にも殺せんせーの顔が描いてあったり、セットの一つひとつがカラフルで、遊園地みたいで興奮しました。私はドラム缶から水を流して、滑り台みたいなところを水が滑るんですけど、バンバーンって跳ね返ってくるんです。足がビッチョビチョ。でも、暑かったから気持ち良かったです。

――長丁場の合宿に、家から持っていったものもありますか?
山本私、休憩時間には必ず、お味噌汁を飲むんです。インスタントのわかめのお味噌汁を現場に持って行って、休憩のたびに作っていました。

答えがひとつしか出ない問題が好き

――この作品では生徒たちが殺せんせーを暗殺しようとしていて、でも、普通の先生と生徒のように仲良くて。その辺の気持ちはどう捉えました?
山本複雑ですね。始めは「はっ? どうするの?」みたいな感じでした。でも、日に日に、殺せんせーの良いところも怖いところもいろいろ見えてきて。みんなと仲良くて、やっぱり先生は殺したくないじゃないですか。でも、殺さないと自分たちが死んじゃう。だから、やらなきゃいけない。複雑ですけど毎日毎日、みんなで楽しく暗殺しようとしていました(笑)。

――舞香さんには暗殺者の素質はありそうですか?
山本暗殺の練習は楽しかったです。いろいろなナイフの使い方があるんだなーと思ったり。調子が良いときはすごく動けますけど、ドジをやっちゃうときもありました。アクションでイスを飛び越える練習があって、私はイスに引っ掛かって倒して、派手に大騒ぎしてコケて(笑)。そのときはまだみんなと溶け込めていなかったから、すごく恥ずかしかったです。もし学校に超生物が来たら「えっ?」となりますけど、作戦を練って、いきなりシュッと暗殺したいかな。

――4月からは高校3年生になりますが、学校生活も楽しんでいますか?
山本最近発見したのが、私はリケジョかもって(笑)。勉強していて、数学とか化学とか答えがひとつしか出ない問題が好きなんです。ユークリッドの互除法という、大きい数をどんどん小さい数で割っていくのが楽しくて。「もうちょっとで解ける」というワクワク感がたまらないんです(笑)。

――高校生として最後の1年、仕事、プライベートを含め、どう過ごしたいですか?
山本学校も仕事もとにかく楽しみます。私、すごく人見知りなんですけど、『暗殺教室』の現場を経て、ちょこっとそれがなくなったんじゃないかと思うし(笑)。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:鈴木一なり)

暗殺教室

 有名進学校の落ちこぼれクラス3年E組に、タコ型の謎の生物が、突然、担任教師として現れた。その生物は月の7割を破壊し、1年後の3月には、地球破壊をも予告しているという。国家から謎の生物=通称・殺せんせー(ころせんせー)の暗殺任務を秘密裏に託されたE組の生徒たち。なんと、成功報酬は100億円。潮田渚(山田涼介)たちE組の生徒は戸惑いながらも、あの手この手で暗殺を試みていくことに……。

監督:羽住英一郎
キャスト:山田涼介 椎名桔平 菅田将暉 山本舞香 竹富聖花 優希美青 上原実矩 他
2015年3月21日(土)全国東宝系公開
(C)2015フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
【公式サイト】(外部サイト)

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