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福士蒼汰『楽しみだけど……恥ずかしさもある』

今年3本の映画に出演し、ドラマも放送中。今まさに眩いばかりの輝きを放つ俳優・福士蒼汰の主演最新作は、――ある日突然、教室が生徒たちの死体で埋め尽くされてしまう――三池崇史監督による衝撃作『神さまの言うとおり』。想像力を駆使して挑んだ初めての撮影、俳優としての将来を見据えた今の取り組みと心境を明かす貴重なロングインタビュー☆

自分がどんな気持ちなのかわからない

──今年は『好きっていいなよ。』に主演、『イン・ザ・ヒーロー』に出演、そして『神さまの言うとおり』に主演。3本の映画が公開というものすごく忙しい1年でしたね。
福士 そういえば、3本ぜんぶ今年に撮って今年に公開ですね。

──役者として充実した日々でしたか?
福士 そうですね。映画がこれだけ続くとしっかりとお芝居をしているなって感じます。毎回、完成した映画を観るのも楽しみだし感動するし……恥ずかしさもありますけど(笑)。

──(笑)『神さまの言うとおり』の物語を読んだときは、描かれていることやテーマなど何を感じ取りましたか?
福士 まず、人がこんなにも簡単に死んでいくのか……ということです。しかも誰も望まない非情なゲームによって。なのに、少年漫画が原作ということもあって笑える要素もあります。また、恋愛も絡んでいるので、いちかのために翔子ちゃんのためにっていう気持ちもあります。そして、最後は瞬の行動に感動している自分がいました。もう、いろいろな要素がありすぎて、脚本を読んだときは自分がどんな気持ちなのかわからないくらい、たくさんの魅力があるなって思いました。

──そんな世界観を作り出す中心にいるのが、三池崇史監督。仕事をした感想は?
福士 いつか一緒に仕事をしたいと思っていた監督さんでした。実際に会ってみたら……予想以上に優しかったです(笑)。会う前は、ちょっと恐そうだなっていう印象があったんですけど、話してみるとぜんぜん違って。むしろ少年のような目をしていました。画コンテやキャラクターについての説明をするときに「こうしたらおもしろいと思わない?」って、目をキラキラさせて話をされるんです。そのとき、「この人についていけば、すごくおもしろい映画が撮れるぞ!」って、三池崇史監督という船に乗った感覚になりました。

──おもしろさを追求していくなかでの監督からの無理難題は?
福士 それはなかったです。21歳の僕のアクション、リアクションでいいと言われました。

──嬉しい反面、任せてもらったというプレッシャーもありますね。
福士 任された感もあるんですけど「よしっ、やってやれ!」という思いでもありました。とはいっても、瞬は特殊能力があるわけでもないごく普通の青年なので、変にキャラクターを作るわけでもなくて。瞬がこの状況に陥ったらどうするのかを考えて演じていました。

周りが慌てるほど冷静になるタイプ

──もしも福士さんの前にあのだるまが現れたら?
福士 冷静になる……と思います。周りのみんなが慌てれば慌てるほど冷静になるタイプなので、そういう意味では瞬と似ているのかもしれないです。瞬は決してパニックになったりせず、常に冷静で、その状況をどう切り抜けるのかを考えに考えて、考え込みます。

──格好いいですよね。多くの人はパニクって最初の“遊戯”であるだるまに殺されるでしょうから。
福士 俺自身は、たぶんこけしで死ぬと思います。あれはもうほとんど運だし、時間制限もあるし、たとえ冷静だとしても運がないと……。

──でも、瞬は素晴らしいアイデアで切り抜けますよね。
福士 ほんと瞬って頭がいい。勉強ができる頭の良さとはまた違う頭のキレというか、ゲームで鍛えた頭の良さ? 他の人とは違う、ものの見方を持っていると思います。僕自身はゲームはそんなに得意じゃないし、どちらかといえば理数系で論理的に考えるタイプですけど……。あと、招き猫はバスケの経験があるからクリアできるはず! あの招き猫のシーンはけっこう動きがあって、演じていても楽しかったです。

──どうやって撮影したんですか?
福士 猫の背中部分はセットで作られていて、その他は(CGのための)骨組みの状態でした。

──ということは、死を前にした恐怖を演じるには、目の前の骨組みを頭のなかで映像化させる想像力が必要だったということですよね?
福士 まさにそうですね。恐怖の対象物がその場にないなかで、驚いたりあ然としたりしなくてはならなくて。ただ、考え方によっては自由でいいんだなって思いました。その場その瞬間に目の前に起きていることを想像できさえすれば、(演技としては)何でもありなのかなって。演じるうえでもすごく楽しかったです。

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『神さまの言うとおり』特集&インタビュー

神さまの言うとおり

 高畑瞬は、退屈な日常にうんざりしている高校生。ところがある日学校に現れた「ダルマ」が、命を賭けたゲームの始まりを告げる。
 【第1のゲーム】始まりのゲームは、動くと首が吹っ飛ぶ「ダルマさんが転んだ」。瞬はクラスで唯一生き残り、教室を脱出。幼馴染の秋元いちかとともに体育館に向かう。
 【第2のゲーム】他の生き残りも集まる体育館に、「巨大招き猫」が出現。瞬といちかは協力し、その首輪にあるバスケットゴールにシュートすべく、招き猫の襲撃をかわしながら挑む。最終的にシュートしたのは、人を殺すことも厭わない狂暴問題児・天谷武だった。そのころ世間では、世界中で発生しているこのゲームが報道され、生き残った生徒たちを「神の子」と崇め始めていた。
 【第3のゲーム】瞬が気付くと無機質な部屋にいた。中学の同級生らとも再会し、現れた4体の「コケシ」と「かごめかごめ」を始める。知恵を絞り「後ろの正面」を言い当てた瞬は、翔子と共にいちか、天谷らと合流、次のステージに進むため7人のチームを結成する。

監督:三池崇史
出演:福士蒼汰
山崎紘菜 染谷将太 優希美青/大森南朋 リリー・フランキー
神木隆之介
公式サイト】 【予告編(外部サイト)
2014年11月15日(土)公開 (C)2014「神さまの言うとおり」製作委員会

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