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2014上半期ブレイク女優ランキング
映画、ドラマ、CMと八面六臂の活躍をみせた有村架純
首位の有村といえば、言わずと知れた大ヒットドラマ『あまちゃん』で小泉今日子演じた天野春子の10代を熱演。80年代に流行した“聖子ちゃんカット”で劇中に登場した有村には、視聴者からもデビュー当時のキョンキョンにそっくりという声が多く寄せられ、話題をさらった。同作放送終了後には、映画、ドラマ、CMなど、様々なフィールドからオファーが殺到。特にCMは短期間の内に契約本数を大幅に増やし、2014年上半期だけで12社に出演。先ごろ発表された『2014上半期CM起用社数ランキング』(日本モニター調べ)でも初の首位を獲得、今年の“CMクイーン”最右翼と目されている。
活躍の場はCMだけでなく、ドラマでは『失恋ショコラティエ』(1月期 フジテレビ系)、『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜』(4月期 TBS系/WOWOW)、『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(4月期 日本テレビ系)など話題作に立て続けに出演。また劇場作品でも、話題のジブリ映画『思い出のマーニー』(7月19日公開)、『アイアムアヒーロー』(2015年公開)などの話題作が控えており、上半期も引き続き彼女を中心にエンタメシーンが回っていきそうだ。
新たな“視聴率女王”の称号を手にした杏
同作をきっかけに、彼女の女優としてのポテンシャル、魅力が全国的に認知されたのは紛れもない事実だ。それを証明するかのように、4月期にスタートした連ドラ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)も初回から高視聴率を連発。新たな“視聴率女王”の称号を見事手にした。またドラマ以外にも多数のCMに出演するなど、首位の有村に勝るとも劣らない活躍ぶりを見せてくれた。
TOP10大半が“朝ドラ”出演を契機に飛躍
4位には個性的な演技力に注目が集まる【二階堂ふみ】。鬼才・園子温監督が惚れ込んだその才能が瞬く間に開花した印象を受ける。6位には『ごちそうさん』に出演し見事な歌声で話題をさらった【高畑充希】がランクイン。女優業と共に、“みつき”名義で歌手活動も並行して行っている彼女だけに、今後はオリジナル楽曲で注目を集める可能性もある。また9位には、意外にも【松たか子】がランクイン。女優として確かなキャリアを誇る彼女に“ブレイク”という言葉はいささか失礼かもしれないが、大ヒット映画『アナと雪の女王』でのヒロイン役の吹き替えの好演、さらに劇中歌「レット・イット・ゴー」を見事に歌い上げたことから、再評価の機運が高まったと言える。
TOP10の大半に、NHK朝ドラをステップに活動の場を大幅に広げた気鋭女優たちがランクインする結果となった今回のランキング。NHK朝ドラというコンテンツ自体の復権はもちろん、新進女優たちの“飛躍のきっかけ”としての価値は、今後ますます高まることだろう。
2014上半期ブレイク女優ランキング
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集計期間:2014年7月3日〜7月7日
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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