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(更新: ORICON NEWS

次のインテリアグリーンはコレ 摩訶不思議な“塊根植物”【男のコレクション】

知るほどに欲しくなる? 塊根植物のマニアックな知識

01.植え替えは観葉植物ほどしないほうがいい
成長が遅く、なかなか大きくならないから、鉢の植え替えはめったに必要なし。本来はアフリカの乾いた土や崖などに生えているため、土もあまり入れないほうがいいそう。

02.海外からは瀕死状態で来る
土が付いた状態では輸入できないため、すべての根を切られた状態で日本へやってくる未発根(みはっこん)と呼ばれ、だいぶ弱っている状態。まず、その根を生やすのが一苦労。プロでも仕入れたものをすべて発根させることはできないそう。輸入した植物店が根を生やしてから販売するのが普通だが、最近は未発根のまま売られることもある。手間がかからない分、価格が安くなっていることが多い。
03.頑張れば自分で根を生やせる
「発根を促進する薬を使って、鉢の部分をヒーターで暖めるといいとか、いろいろやり方はありますが難しいです。根がなくても2、3年は生きて葉も出ますが、それまでに根を出してあげないと確実に死にます」。興味のある人は挑戦してみては?

04.川村さんは発根に成功
「根が出たもの、出ないもの、その違いがわかりません。今だに根が出る方法は見つけられていないですね」。成功と失敗の繰り返し。試行錯誤するのが楽しいという。「根が出ないままだと水を吸えずにタンク部分がぶにょぶにょと柔らかくなります。逆にタンク部分の幹が硬くなったら、発根したという合図」。
05.日本に入ってくる種類は減少の一途
アフリカなどの原産国から輸入されてくるものは“現地球(げんちきゅう)”といって貴重。理由は、ワシントン条約で輸入可能な種類が年々減っているから。「これからもっと減って、いつかは輸入されなくなってしまうのでは」。日本で発芽したものは通称“実生(みしょう)”と呼ばれている。

上の写真が実生の「ブレビカウレ」。このぐらい小さいカブのものなら1万2000円ぐらいで買える。現地球(下の写真)と比べると、まったくフォルムが違い、同じ種類とは思えない。「現地球のほうがワイルドですよね」


06.最近は種から育てている人もいる
川村さんも挑戦中。「種が20粒ぐらい入ったもので、値段は数千円。同じように育てていても発芽するものとしないものがありますね。理由はわからないですけど…種の新鮮さですかね」。

「グラキリス」という、一部の愛好家のなかで人気の種類を発芽中。4月頃に植えて、2、3ヶ月かけてここまで伸びた。成長すると下の写真の姿に。これで数十年もの。

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