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ORICON NEWS
「COOLLIFE,GOODLIFE」きちんと暮らす生活力ある男へ
家事全般の「楽しさ」に気づいてほしい。生活することは楽しい!
まさに生活するための仕事であり、生きるための調理だった。家事として捉えると苦手意識が先行してしまうが、ギター、趣味、遊び…生活スキルをその同列として捉えれば、楽しいものになるという。「正解のない」奥深い世界を突き詰めて考えることは男性ならではの取り組み方ではないか。
パフォーマンスではなく、自分のための、実用性の高い“生きた料理”を提案したいという。
暮らしを整えることは、仕事にも生きてくる「脳トレ」
例えば、整理整頓は自分が持っている物についてよく考えないといけない。自分にとって必要なものだと思っていても、一軍選手もいれば、存在すら忘れているものもある。
「使っているもの、使わないものを選んでいかないと、増えていくばかり。取捨選択するのは頭を非常に使います。捨てるなんてもったいないと思いがちですが、使わないのにモノを持つ事の方がもったいないんです。必要なものをしっかり選定することは、一つ一つを大事にするということにつながります。モノが少ない分、自分の中での価値が上がっていく、イイモノを持つことになる。値段は関係ない。自分にとって本当に必要なものには愛着も湧きますよ」
取捨選択をするのは、モノだけでない。スケジュール。仕事のタスク。何が優先かというのと同じ。人生にも脳トレが生かされている。取捨して、生きている環境を作り、身を置くことで自分を研ぎ澄ます。