少年隊の東山紀之が7日、都内で行われた主演映画『小川の辺(ほとり)』(篠原哲雄監督、6月18日山形県先行、7月2日全国公開)の完成会見に出席した。昨年9月から10月にかけて山形県内で行われた同作の撮影後、女優・木村佳乃との結婚を発表。現在、木村は第1子を妊娠中と、東山の私生活がにぎやかになる一方で、3月に東日本大震災が発生。東山は「震災によって、いろいろと目が覚めたし、いままで気づかなかった感情に気づいて、新たな思いを持って作品に臨める。ごくごく普通のことが本当に幸せなことで、ちょっとの幸せをこれから大切にしていきたい」と自身の心境の変化について語った。
同作は、山形県庄内地方をイメージした“海坂藩”が舞台の藤沢周平の短編小説を映画化。東山は『山桜』(2008年)に続き、2作目の藤沢時代劇映画に主演。「藤沢先生の作品には家族の愛が多く含まれていて、発見することも多い。作品に導かれた出会いや縁もある。そういった縁も大切にしたい」と話した。
東山扮する主人公・戌井朔之助は藩命によって妹・田鶴(菊地凛子)の夫、佐久間森衛(片岡愛之助)の討手にされ、「手向かえば、妹でも斬らねばならぬ」という武士のしきたりやその不条理に苦悩する姿を描く。クライマックスでは田鶴との兄妹の壮絶な殺陣のシーンもあり、見どころとされる。
東山は「菊地さんとは初めて共演しましたが、『バベル』の強烈な印象があった。対決シーンの撮影日は、たまたま僕の誕生日で、『誕生日イェイ』と声をかけてくれた。僕もちょんまげ姿で『イェイ』と返したやりとりが忘れられない。いい勝負ができた」と自信をみなぎらせていた。
会見には、共演の勝地涼、片岡、松原智恵子、藤竜也、篠原監督も同席した。
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同作は、山形県庄内地方をイメージした“海坂藩”が舞台の藤沢周平の短編小説を映画化。東山は『山桜』(2008年)に続き、2作目の藤沢時代劇映画に主演。「藤沢先生の作品には家族の愛が多く含まれていて、発見することも多い。作品に導かれた出会いや縁もある。そういった縁も大切にしたい」と話した。
東山扮する主人公・戌井朔之助は藩命によって妹・田鶴(菊地凛子)の夫、佐久間森衛(片岡愛之助)の討手にされ、「手向かえば、妹でも斬らねばならぬ」という武士のしきたりやその不条理に苦悩する姿を描く。クライマックスでは田鶴との兄妹の壮絶な殺陣のシーンもあり、見どころとされる。
東山は「菊地さんとは初めて共演しましたが、『バベル』の強烈な印象があった。対決シーンの撮影日は、たまたま僕の誕生日で、『誕生日イェイ』と声をかけてくれた。僕もちょんまげ姿で『イェイ』と返したやりとりが忘れられない。いい勝負ができた」と自信をみなぎらせていた。
会見には、共演の勝地涼、片岡、松原智恵子、藤竜也、篠原監督も同席した。
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2011/06/07