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濱田岳、デビュー14年目で連ドラ初主演〜脱“脇役”で命がけのサスペンスに挑戦

 俳優・濱田岳(22)が、7月に新設されるドラマ枠『Piece Vote−投票のカケラ−(仮)』(毎週月曜 後11:58〜日本テレビ系)で連続ドラマ初主演を務めることが29日、わかった。学業、仕事など全てにおいて優秀な兄の陰で“ワキヤク君”と呼ばれていた主人公が、突然連れ去られた船の上で“命掛けのゲーム”に強制参加を強いられるというヒューマンサスペンス。デビュー14年目にして初の大役を掴んだ濱田は「僕を選んで頂いたこと、びっくりしました」と、驚きを隠せないようだ。

 平凡な毎日を送っていた7人の男女が突然生命の危機に直面する異色のミステリー。キリスト教の聖書で知られ、映画『セブン』でも描かれてきた人類の「7つの大罪」モチーフに、日本の若者たちが抱える“無意識の罪”から生まれた「現代の7つの大罪」が浮き彫りになる。バラエティ番組を放送してきた同枠を今期は一新した同局。フレッシュなキャスティングで深夜帯ならではの大胆なストーリーを展開し、出演者やスタッフ陣に新たな才能の開花が期待される。

 主人公は周囲から目立たぬように、すべてに諦め癖を付けては無意識にトラブルを避けようとする冴えない若者。優秀な兄のダメな弟として、幼い頃から“ワキヤク人生”を送ってきた主人公を濱田が演じる。「台本を読ませて頂いた時、それぞれのお芝居で見せていくことがとても大事な作品だと感じたので、共演者の皆さんのお力をかりて、作り手の方々の期待を良い意味で裏切っていけたら嬉しいです」と意気込む。

 ヒロインを務めるのは映画『20世紀少年』シリーズのヒロイン“カンナ”に抜ってきされ大きな注目を浴びた女優・平愛梨。周囲と衝突して嫌われることよりも、「私も」や「いいと思う」という言葉で自分の気持ちを飲み込む性分で、OLとして平凡な毎日を過ごしていたが、突然『Piece Vote』に乗せられるという役どころ。「人が持つ内面にある弱さをうまく演じられるよう頑張りたいと思います」と、こちもら連ドラでは初ヒロインとあって気合十分だ。

 映画『パラサイト・イヴ』、『感染』、『催眠』など人間の弱さや葛藤などを巧みに操るミステリー作を手がけてきた落合正幸監督が手掛ける同作は、7月4日からスタート。初回のみ深夜0:18分放送開始。


ドラマ『Piece Vote−投票のカケラ−(仮)』で主演と務める濱田岳と平愛梨(右) 

ドラマ『Piece Vote−投票のカケラ−(仮)』で主演と務める濱田岳と平愛梨(右) 

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