ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

たけし、ホリエモン&原田マクドナルド社長らとぶっちゃけ年収トーク

 タレントのビートたけしが司会を務める特番『ビートたけしの究極の大疑問!世の中はカネがすべてか!?あなたの年収教えてSP』(20日放送 MBS・TBS系)の収録が先ごろ行われ、ゲストのホリエモンこと堀江貴文、原田泳幸日本マクドナルド社長、安倍晋三元総理と、「カネ」にまつわるトークを行った。ITバブル時代の寵児として年収1億を稼いでいたホリエモンにたけしは「今の年収は?」「貯金いくら?」などガチンコで切り込む。

 100年に一度の大不況と言われ、暗いムードが漂う昨今だが、やはりみんなが気になっているのが「他人の財布の中身」。そこで同番組は、普段他人に聞きにくい、ズバリ「年収」をキーワードに時代を読み解いていく。先述のゲストのほかに、スタジオには経済アナリストの森永卓郎、タレント・友近、小島慶子に加えて年収別に並んだ一般市民100人が参加し、「ぶっちゃけ年収トーク」が次々と暴露される。

 アップルコンピュータ社から6年前に引き抜かれ「マックからマックへ転身」と話題を呼んだ原田氏にも「ズバリ今の年収に満足してる?」「今年もっとも高額だったプライベートの買い物は?」などこれまた率直な質問が飛ぶ。初対面のたけしも「原田さんがもし日本の首相だったら今、何します?」と興味津々だ。

 元内閣総理大臣の安倍晋三衆議院議員とは、「年収3991万という総理大臣の収入が高いか安いか?」から始まり、尖閣諸島問題に端を発した対中関係や日本経済の行方などが展開。安倍が抱く民主政権への不満や、総理時代の自慢話(!?)なども飛び出した。

 収録後、インタビューに応じたたけしは、自身にとって金とは? の質問に「三角関係のようなものかなぁ。たとえば男女の三角関係でも、少数の一人がどっちかとくっつけば圧倒的にバランスが崩れちゃう。その微妙ではっきりしないバランスがお金そのものだと思う」と見解を語る。長年に渡り芸能界の頂点に君臨し、高額を稼ぐたけしにとって、一番大事なお金の使い道とはどんなことなのだろうか? 「使うべきお金を使うこと、に神経を使ってる。俺も芸人としては古株だから、若い衆におごったりタクシー代出してやれるくらいの小遣いをカミさんから貰えてればそれでいい。あと、何故俺がカミさんにお金を預けちゃうのかっていうのは、やっぱりお金って綺麗なモノだとは思ってないから」。

 最後に日本の“未来”についてたけしは「やっぱりバブル時代の日本は下品だったよね。今はちょっと不景気不景気っていうけど、輸出や高度成長を狙う時期はもう終わって、日本人はもう一回原点に戻ってこじんまりした日本を作るべきだよね。どうやって心地の良い日本に収縮していくかという事。経済と同時にその国の風土、脈々と続いた文化、日本なら四季・美的感覚みたな独特の文化を大事にするべき。礼儀作法とかね。そういうものを大事にする国になっていった方が良いと思う」と率直な想いを明かしていた。



かつて、ITバブルの”寵児”と呼ばれたホリエモンと会話するたけし(C)MBS 

かつて、ITバブルの”寵児”と呼ばれたホリエモンと会話するたけし(C)MBS 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


関連写真

  • かつて、ITバブルの”寵児”と呼ばれたホリエモンと会話するたけし(C)MBS 
  • 総理大臣の頃、年収3991万だったと明かす安倍晋三・元総理大臣 
  • たけし(右)と議論する日本マクドナルド社長・原田泳幸氏(中央) 
  • 収録の模様 
  • お金にまつわる考えを語るビートたけし 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索