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モントリオール映画祭 最優秀監督賞に『ヴィヨンの妻』の根岸監督

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 カナダで開催された第33回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』でエントリーしていた根岸吉太郎監督が8日(現地時間7日)、最優秀監督賞を獲得した。昨年の同映画祭で最優秀作品賞を獲得した『おくりびと』に続いて、今年も日本映画にスポットライトが当たった。

最優秀監督賞を受賞した根岸吉太郎監督 

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 配給元の東宝によると、根岸監督は授賞式壇上で「メルシー・ボク」と何度も連呼し、「何度お礼を言っていいかわかりません。モントリオールと言う映画が大好きな人々の映画祭でこの映画の第一歩を歩むことができました。本当にありがとうございます」とコメントした。また、受賞後にも「個人で取った賞ですが、日本映画全体の名誉だと思っています。自分の名前が呼ばれた時は、自分の名前ってフランス語っぽいなぁ(笑)と感じていました。地味な演出な作品なので、賞を取れるなんて思っていませんでした。この映画の東洋的なニュアンスをきちんと読みとってもらえて大変うれしく思います」と振り返った。

 同作品は、生誕100年を迎えた文豪・太宰治(1909〜1948)の代表作『ヴィヨンの妻』を映画化したもので、女優・松たか子と俳優・浅野忠信が夫婦役を演じる。10月10日(土)に全国東宝系にて公開。

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