このライブの先行予約には23万件の応募があり、その倍率は実に20倍を上回った。開演が迫ると、幸運にもチケットを手に入れた1万人超の観客で座席が全て埋め尽くされる。プロローグは、ジェフリー艦長のナレーションでスタート。「我々は兵隊からバンドマンに鞍替えする!」「復唱せよ、『抱きしめて、銀河の果てまで!』」と号令が下されると、場内に1万人の復唱が響き渡った。
2曲目の「What’bout My Star?@Formo武道館バージョン」で一気に加速すると、オープニング曲「トライアングラー」をベースにしたライブオリジナル・メドレーへ。CDよりも格段にテンポアップされた楽曲を、息を揃えて歌いこなしていく。
続くランカのソロ・パートでは、アルト役の中村悠一とミシェル役の神谷浩史がステージに登場。「超時空飯店娘々CMソング」によるダンス大会へ。そこにボビー役の三宅健太が乱入、劇中と変わらないオカマ演技に、会場は一気に和む。
「Welcome to My FanClub’s Night」「ノーザンクロス」と激しい曲を連発して観客を圧倒したシェリルのソロ・パートを経て、アカペラによる「アイモ」から、ライブはしっとりとした流れに転換。名シーンの映像とシンクロした曲が観客の心を切なさで満たした。そしてクライマックスの「娘々サービスメドレー」へと突入。ステージサイドから花道まで駆けめぐってシェリルとランカが躍動し、華麗なフィニッシュを決めた。
アンコールの「トライアングラー」では、舞台のせりから坂本真綾が飛び出すサプライズで場内を驚かせる。そして「SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン」が1万人で大合唱された後、ともに19歳のボーカリストは、May’n、中島愛として、武道館に立てた感動を語り、河森正治総監督らメインスタッフや、メインキャスト陣から花束を贈呈され祝福を受けた。
だが、まだライブには続きが。スライドした花道の下からアリーナの中央に、ピアノを弾くカンノヨーコと、その両脇に立つシェリル&ランカがみたび現れる。3時間に及ぶライブの本当の最後の曲は、しっとりとしたデュエットによる「ダイアモンドクレバス」。そして、歌姫2人が退場した後、カンノヨーコの美しいピアノソロが、アニメ史に残る記念碑的なライブを締めたのだった。
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2008/11/13