3月1日公開の『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(配給:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹)は、英国人作家フィリップ・プルマンによる『ライラの冒険』シリーズが原作。運命の少女ライラが仲間とともにパラレルワールドを旅する冒険ファンタジーだ。最も栄誉ある児童文学賞「カーネギー賞」の過去70年の全受賞作から最も優れた作品に選出された小説を、『ロード・オブ・ザ・リング』のニューラインシネマが実写化した。
同じく1日公開の『ペネロピ』(配給:東京テアトル/デスぺラード)は、ブタの鼻と耳を持つ女の子が、コンプレックスを脱ぎ捨てるまでの冒険を描いたロマンティックファンタジー。『キューティ・ブロンド』シリーズのリース・ウィザースプーンが製作を務めたことも話題を呼んでいる。
実写の映像とアニメーションの融合で「ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法」とうたう『魔法にかけられて』(配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)は、3月14日より公開。アニメーションの世界、おとぎの国を追放されたプリンセスが、現実世界のニューヨークへやってくる。ディズニー作品のセルフ・パロディも見どころの一つだ。
4月26日公開の『スパイダーウィックの謎』(配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン)は、典型的なファンタジーとは一風変わっている。米国のホリー・ブラック原作の絵本『スパイダーウィック家の謎』をもとにしたミステリアス・アドベンチャー。80年間封印されていた謎の書を読んだことで、リアルな世界がファンタジーの世界に変わっていく。主人公の双子の兄弟ジャレッドとサイモンを、『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアが一人二役で演じる。
そして、5月には待望の『ナルニア国物語:第二章:カスピアン王子の角笛』(配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)が世界同時公開される。原作は英国のC・S・ルイス。不思議な世界のナルニア国に迷い込んだ4兄妹が繰り広げる冒険ファンタジーの第2弾。前作『第一章:ライオンと魔女』は、日本で2006年3月に公開、興収68億円の大ヒットを記録した。
『カスピアン王子の角笛』は前作から1300年後のナルニア国が舞台で、監督は前作と同じアンドリュー・アダムソン。注目は、物語の鍵を握るカスピアン王子役に抜擢されたベン・バーンズ。昨年公開された『スターダスト』で映画デビューしたばかりの新鋭だ。しかし、その“イケメン”ぶりは、『ロード・オブ・ザ・リング』で無名から一気にスターダムへとのし上がったオーランド・ブルームを彷彿させる期待の存在。
ちなみに、『スターダスト』も“流れ星”をめぐるファンタジー・アドベンチャー。ロバート・デ・ニーロが女装してダンスを踊ったシーンが話題になった。今春のファンタジー映画ブームの先陣を切るかたちで、2月20日に早くもDVDが発売される。
この春は、タイプの異なるファンタジー映画が劇場を席巻。すみからすみまで堪能してはいかが?
2008/02/19