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　俳優の中村勘三郎が10日（土）、都内で46年ぶりの主演映画『やじきた道中 てれすこ』の初日舞台挨拶に共演者の柄本明、小泉今日子と出席。作中に登場するナゾの生物“てれすこ”について小泉は「現代でいう都市伝説」と例え、中村や柄本も様々な視点での“てれすこ”トークで会場を盛り上げた。

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　“弥次喜多コンビ”と“売れっ子花魁”が万病に効くという“てれすこ”を求める珍道中。「ハードルの高い作品でした」と振り返った中村は、46年ぶりの主演に「今までオファーがなかっただけ」と自虐的な笑いを披露。柄本は撮影中に入退院した事を触れ「ご迷惑をかけた。でも、退院した後に首吊りのシーンでした」と貫禄の爆笑エピソードで、本作と同様の“弥次喜多コンビ”ぶりを炸裂させた。

　「伝説の生物“てれすこ”とは？」と聞かれた小泉は「江戸時代では噂が口から耳へ、口から耳へ伝わっていきましたからね」と都市伝説に似た存在と説明。柄本は「“てれすこ”っていう単語が面白いですよね。あれって“てれすこ”じゃない？ みたいに使っていただきたい。流行るのでは？」とニンマリだった。

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