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『セックス・アンド・ザ・シティ』映画化の噂、ついにサイン

 ケーブルTVのHBO局の人気シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』が映画化されるという噂が流れて久しいが、ついにメイン・キャスト4人全員が契約にサインをし終わり、ついに9月からの撮影開始が発表された。

 問題となっていたのは、サマンサ役である、キム・キャトラルとキャリー役のサラ・ジェシカの確執だったが、米ピープル誌によれば、キムもようやく納得しサインをしたようだ。

 「私は、私抜きで企画が進んでくれればいいと思っていたのよ。でも私のせいで企画が成立できないなんて、恐ろしくなったわ」とキムはサインに至る動機を語った。

「私の狙いは企画をつぶすことじゃなく、もう少しギャラの金額を上げようと思っただけよ、私たち4人みんなのね。ケーブルテレビで7年働くって言うのは、NBC局のようなキー局で『フレンズ』に出演するのとはわけが違うわ」と今までのギャラが安かったことをぼやいた。

 放送終了から約2年が経ちキムももう50歳になるが、NYの大都会で女ざかりとして活躍する往年のサマンサがどのように描かれるか見ものだ。(たさいちやこ)

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