俳優の堤真一と山田裕貴がダブル主演する映画『木の上の軍隊』(6月13日より沖縄にて先行公開、7月25日より全国公開)の物語は、実在の人物、宮崎県出身の山口静雄さん(当時36歳)と、沖縄県・うるま市出身の佐次田秀順さん(当時28歳)がモデルとなっている。 太平洋戦争末期から戦後にかけての沖縄県・伊江島で、日本軍の敗戦を知らずに2年間、ガジュマルの樹上に身を潜めて生き抜いた2人の兵士。その実話から着想を得た故・井上ひさしさんが原案を遺し、こまつ座にて上演された同名舞台が、このたび映画化された。戦争体験者が少なくなる今の時代に、あらためて語り継がれるべき「人間の尊厳と生への執念」を描いた感動作だ。