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元プロサッカー選手・北澤豪、俳優・高田夏帆、NGT48喜多花恵が東京マラソンを激走!「Team DMHC」が伝えたかった、私たちにできる“目に見えないバトン”
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スタート前にお互いの健闘を祈る俳優・高田夏帆(左)、元プロサッカー選手・北澤豪(中)、NGT48喜多花恵(右)。 (C)東京マラソン財団
長年にわたり支援活動を続ける北澤豪をはじめ、大会前の2月に都内のハウスを事前訪問して温かなコミュニティを肌で感じ取った高田夏帆と喜多花恵。「自らが限界に挑んで走る姿が、病気と向き合う子どもたちや看病を続けるご家族の力になるかもしれない」。彼らを突き動かしていたのは、そんな共通の強い使命感だった。
「自分の走りが、誰かの明日になる」――。そんな祈りにも似た想いを抱えながら激走し、見事に完走を果たした彼ら。フィニッシュ直後に見せたその表情と生きた言葉から、彼らが伝えたかった「支援の正体」を紐解いていく。
(※)DMHC:ハウスを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの略称。 ハウスを支援する方々の愛称は、「Team DMHC」。
私の一歩が誰かの力に。ハウスへの想いが導いた完走。

高橋一穂さん(左)中村由美さん(左から2番目)から話を聞く高田夏帆(右)と喜多花恵(右から2番目)

2月中旬に東大ハウスを訪問した高田夏帆(左)、喜多花恵
「実際に足を踏み入れてみると、想像していた以上に温かく、安心感に包まれた空間が広がっていることに驚きました。ボランティアの方々が手芸の特技を活かしてベッドカバーを作られていたり、カメラで利用ご家族の記念写真を撮られていたり、共用のピアノの調律をされていたり……。それぞれの得意な分野で、ご家族にとって少しでも居心地の良い場所を作ろうとされている姿がとても印象的でした。私は『走る』という行動を通じて、この温かな人の繋がりを広げる力になりたいと強く感じました」(喜多花恵)

沿道からの応援に笑顔で応える高田夏帆 (C)東京マラソン財団
「毎回のことですが、今回も途中でもう走りきれないかもしれないと本気で思いました。20km地点以降で立ち止まると、どんどん関節が固まって痛みが出てきてしまうからです。そんな限界の時に私を支えてくれたのは、大声を上げて応援してくださるTeam DMHCやファミリーの皆さん。その声援には本当に涙が出そうになりました。どんなに苦しくても、我慢して自分に負けなければ、その先に見える景色はすべてがキラキラと輝いて見えます。もう少しだけ粘ってみれば、きっと良いことが待っている。今回の走りを通し、改めて実感しました」(高田夏帆)
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4度目のフルマラソン完走を果たしメダルを掲げる高田夏帆 (C)東京マラソン財団
「ずっと首にかけたかった完走メダルを手にすることができ、本当に嬉しいです。途中で足が限界に近づいた時も、Team DMHCの皆さんの声援や、沿道に駆けつけてくれた母の『花恵』という声がすっごい力になって、足の重さが一気に吹き飛びました。私1人の力での完走ではなく、皆さんの力があっての完走です。ハウスを利用されているご家族にも『あなたを応援している仲間がこんなにたくさんいる』という想いが伝わっていれば嬉しく思います」(喜多花恵)
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初挑戦のフルマラソンを完走した喜多花恵(中央)と、応援に駆け付けたNGT48メンバー。(左から)杉本萌、水津菜月、北村優羽、喜多花恵、磯部瑠紅、木本優菜 (C)東京マラソン財団
12年にわたる支援の軌跡。北澤豪が語る「走り続けることでしか見えない景色」
「29キロ付近で一度限界がきましたね。そこからはもう気力との闘いでした。集中力が続かないというのを含めて練習で走れるのはせいぜい20キロくらい。それ以上は沿道の応援や周りからの励ましがないと絶対に走れません。不思議なものですよね、応援があるからこそ42.195キロという距離を乗り越えられるんです」(北澤豪)
長年の活動の中で、北澤豪は社会の意識の変化を肌で感じ取ってきた。ハウスの活動がマラソンを通じて世間へ浸透し、支援の輪が確実に広がっていること。Team DMHCのオリジナルTシャツを着て走るランナーが約850名まで増加し、沿道からの声援の量と質も変化してきたことは、長年信じて蒔き続けてきた種が成長している証でもあった。また、今回共に走った高田夏帆や喜多花恵といった新たな世代の挑戦にも、北澤豪は大きな期待を寄せる。
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12回目となるフルマラソンを完走しガッツポーズをする北澤豪 (C)東京マラソン財団
「私たちは一人じゃない」ハウス利用者ランナーが完走に込めた感謝

東大ハウスのキッチン&ダイニング
「過酷なレースの最中も、当時治療を頑張っていた娘や子どもたちの姿が頭に浮かび、『こんなところで止まっていてはダメだ』『自分に負けずに一歩ずつ進もう』と何度も自分を奮い立たせました。そして、応援の力って本当にすごいなと感じました。現在、看病でつらい思いをされているご家族に伝えたいのは、このマラソンと同じように、必ずゴールはあり、苦しい日々は永遠には続かないということです。いつか笑い合える日が来ることを信じて、希望を持ち続けてほしいと願っています」(若山)
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フィニッシュ後にお互いの健闘を称え合う若山光輝さん(右)と北澤豪 (C)東京マラソン財団
ドナルド・マクドナルド・ハウスがつなぐ「希望の連鎖」。
42.195kmのフィニッシュは、次の支援へのスタート。あなたにできること
例えば、全国の日本マクドナルド店舗に設置されている募金箱への寄付や、「青いマックの日」をはじめとするハッピーセットを通じた支援活動への参加は、誰もが気軽に行える身近なアクションだ。
さらに、ボランティア活動への参加や、チャリティランナーの取り組みをSNSでシェアすることも立派な支援である。 秋に行われるチャリティリレーイベントや、次回の東京マラソンでのチャリティランナーへのエントリーなど、より深く活動にコミットする道も開かれている。42.195kmのフィニッシュテープは決して物語の終わりではない。
「Team DMHC」が刻み込んだ情熱のバトンを、次は私たちがどう受け取り、繋いでいくのか。その一歩は、確実に誰かの未来を笑顔に変える力を持っている。
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