『第44回藤本真澄賞』授賞式が16日、都内で行われ、映画『ラストマイル』の新井順子プロデューサー、脚本の野木亜紀子氏、塚原あゆ子監督が同賞を受賞し、登壇した。 新井プロデューサーはまず「このような賞をいただきありがとうございます」と感謝を伝えた後、「こんな賞はなかなか取れないぞ、もう取ったのか!と言われました。すみません」とユーモアを交えあいさつ。「いま振り返ると、人と人との縁がつないでくれたと思います」とし、3人が集結して作品づくりをするまでを振り返った。 さらに「長い長い道のりだったんですけど、あっという間だったなという感じがあります」とし、「(興行収入)59.6億というびっくりするような数字が出て、あともうとっとで60億だったなっていう気持ち」と本音を明かし、会場の笑いを誘った。「もっとどこかでやってくれないかなと思いながら、初めての作品でこんなゴールになってのは本当にここにいるお二人と、今まで支えてくれた皆さんのおかげだと思います」としみじみ語った。
2025/04/16