昭和の大スター・石原裕次郎(1934年生まれ)生誕90周年と石原プロモーション制作の映画作品のテレビ放送を記念して、歴史的超大作と呼ばれる映画『黒部の太陽』(1968年公開)の上映会が11月21日に東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われることになった。 同映画は、世紀の難工事と言われた黒部ダム建設のトンネル工事に携わる男たちを描いた作品で、興行収入は16億円、観客動員数は800万人を記録。当時の映画記録を全て塗り替える超大作となった。三船敏郎とタッグを組んだ裕次郎が、苦しみながらも夢であった映画製作に挑んだ逸話の数々は現在もテレビや書籍などで語り継がれている。