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宝島社の新社長に関川誠氏が就任 『宝島社』『CUTiE』編集長経て全刊行物統括の編集総局長

 出版社の宝島社は、創業者で社長の蓮見清一さんが昨年12月14日に心不全のため死去したことに伴い、同25日に開催した取締役会で取締役だった関川誠氏(69)が新社長に就任することを決定した。

宝島社の社長に就任した関川誠氏

宝島社の社長に就任した関川誠氏

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 東京都生まれの関川氏は、78年にジェー・アイ・シー・シー(現・宝島社)に入社。80年には『月刊 宝島』の編集長に就任。89年には女性ファッション誌の『キューティ(CUTiE)』の創刊編集長に就任し、のちに男性ファッション誌やモノ雑誌、女性向けライフスタイル誌、シニア向けファッション誌などの創刊をプロデュースしてきた。

 2004年に取締役に就任し、09年には全ての刊行物を統括する編集総局長に就任。18年に雑誌監修のファッションブランド協業事業も興した。

 社長就任にあたり「創業者である蓮見清一の遺志を引継ぎ、さらなる進化を続け、読者の皆様に驚きあるコンテンツのご提供、そして弊社の関わる企業の皆様のご発展に添えるよう、より一層の努力をする所存です」とコメントを発表した。

■宝島社代表取締役社長・関川誠氏コメント
創業50年を超えても、宝島社はまだまだ発展途上です。
弊社は「別冊宝島」からムックというジャンルを市場に定着させ、多くの新人作家を輩出し続ける『このミステリーがすごい!』大賞、大人向け本格的付録付き雑誌群、さらに付録を主役にしたマルチメディア商品などを創り出すことにとどまらず、ロックフェス、花火大会などのイベント、本格通販サイト構築など、出版の既成概念の枠から飛び出す創造的チャレンジを続けてきてまいりました。
世の中は様々なコンテンツが生まれ続け、競争激化の時代にさらされています。創業者の故蓮見は常々、「他人が諦めたときにビジネスチャンスがある」と申しておりました。「諦めずにやること」、そして「挑戦し続けること」の二つの蓮見の言葉を羅針盤として、宝島社の第二章に踏みだしていきたいと思っております。
社員一丸となり、さらに「新たな創造」にたどり着くことができると固く信じております。
創業者である蓮見清一の遺志を引継ぎ、さらなる進化を続け、読者の皆様に驚きあるコンテンツのご提供、そして弊社の関わる企業の皆様のご発展に添えるよう、より一層の努力をする所存です。

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  1. 1. 宝島社社長・蓮見清一さん死去 80歳 『宝島』『CUTiE』創刊、2010年に『sweet』が100万部を達成
  2. 2. 宝島社の新社長に関川誠氏が就任 『宝島社』『CUTiE』編集長経て全刊行物統括の編集総局長

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