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スティーヴン・スピルバーグの名作をミュージカル映画化『カラーパープル』2・9公開決定

 『シンドラーのリスト』をはじめ、近年では『フェイブルマンズ』など、数々の感動作を世に送り出し、賞レースを沸かせてきたスティーヴン・スピルバーグ。彼が初めてシリアスな作品に挑戦した『カラーパープル』(1985年)が、ミュージカルとしてスクリーンによみがえる。

ミュージカル映画『カラーパープル』2024年2月9日より、ドルビーシネマを含む全国の劇場で公開決定 (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ミュージカル映画『カラーパープル』2024年2月9日より、ドルビーシネマを含む全国の劇場で公開決定 (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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 スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリーマイケル・ジャクソンなどをプロデュースし、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズの製作総指揮のもと、新鋭ブリッツ・バザウレが監督を務めた新作『Color Purple』(原題)が、『カラーパープル』の邦題で来年(2024年)2月9日より、ドルビーシネマを含む全国の劇場で公開される。

 オリジナル版は黒人の世界をきちんと描いていないという声や、賞狙いで撮影したという声があがり、無冠に終わったが、作品自体はあまりに素晴らしかったことから、アカデミー賞10部門11ノミネートされた映画史に残る“衝撃の名作”。原作はアリス・ウォーカーがピュリッツァー賞を受賞した同名小説。その受賞40周年に、リメイクが実現した。

 解禁された映像では、『リトル・マーメイド』のハリー・ベイリー演じる妹と姉が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。そして、グラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。続く映像では、アカデミー賞とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿が映し出される。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと、華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂と、どんな逆境にも負けない強さを感じさせる。

 本作は、父に虐待され10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。型破りな生き方の女性たちとの出会いと絆によって、自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。逆境にあっても未来を信じる女性たちの姿、その絆と歌声が魂を揺さぶる、今こそ世界に必要な希望に満ちた力強いミュージカルとなっている。

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  1. 1. スティーヴン・スピルバーグの名作をミュージカル映画化『カラーパープル』2・9公開決定
  2. 2. 希望と自己肯定感に満ちたミュージカル映画『カラーパープル』日本版ポスター
  3. 3. ミュージカル映画『カラーパープル』希望にあふれた物語を予感させる日本版予告編

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