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『第2回新潟国際アニメーション映画祭』長編コンペ審査員決定

 今年3月に初開催された長編アニメーション中心の映画祭『新潟国際アニメーション映画祭』の第2回が、来年(2024年)3月15日から20日までの日程に決定。プログラム概要と長編コンペティション部門の審査員が発表された。

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

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 審査員長は世界的に高い評価を得るスタジオ、カートゥーン・サルーンの映画監督ノラ・トゥーミー氏が務める。アイルランドのスタジオ カートゥーン・サルーンの初期から、受賞歴のある短編映画やコマーシャルの監督を務め、アカデミー賞にノミネートされた『ケルズの秘密』ではトム・ムーア監督と共同監督をする一方、幼児向け番組『Puffin Rock』など数多くのシリーズの開発プロセスを指導してきた。

 アカデミー賞にノミネートされた『Song of the Sea』では、ストーリーとボイスのディレクターを担当。監督を務めた『The Breadwinner』ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされたほか、米国アニー賞の最優秀長編映画(インディペンデント)賞、アヌシー国際映画祭で観客賞、審査員賞など数々の国際賞を受賞。最近では、ニューベリー賞を受賞したルース・スタイルズ・ガネットの絵本にインスパイアされたNetflixオリジナル長編アニメーション『エルマーのぼうけん(My Father's Dragon)』を監督した。

 審査員を、映画プロデューサーの齋藤優一郎氏、映画監督のマイケル・フクシマ氏が務める。齋藤氏は、細田守監督作品『時をかける少女』『サマーウォーズ』のプロデューサーを務め、2011年に細田監督と共にアニメーション映画製作会社・スタジオ地図を設立。以後、細田監督作品のプロデュースし続けている。

 フクシマ氏は、1985年からアニメーター、映画監督として活躍し、97年から21年までNFBアニメーションのプロデューサー兼代表を務めた。これまでに200本以上の作品を手がけている。

■第2回新潟国際アニメーション映画祭 プログラム概要

(1)長編コンペティション部門:長編(40分以上)アニメーション映画に絞ったコンペティション。

(2)イベント上映(招待作品)
 最新作、話題作、そして忘れられない数々のアニメーション映画などを招待上映。特別なゲストも交えたイベントも実施。

(3)世界の潮流
 近年のみるべき作品集/企画・制作中作品のプレゼンテーションなど。“アニメーションの今”を代表する作品を、いろいろな視点で世界中から集めて上映する。2024年は「新しい作り方」/「女性監督」/「アジア」ほかのテーマを取り上る。

(4)レトロスペクティブ
 作家・ムーブメントの再評価。アニメーションの歴史を築き、さまざまなアーティスト・作品に影響を与えてきた国内外の作家にフォーカスした特集。上映と合わせて関係者によるトークも実施。作品やその業績を振り返る。

(5)オールナイト
 ディープなテーマによるオールナイト上映。2024年は「時代劇アニメ」を切り口に作品をラインナップ。ゲストによるトークも実施。

(7)フォーラム
 今日のアニメ業界の課題や、研究報告、人材育成に関するシンポジウム・講演。特定のテーマに沿った特集上映とディスカッションなど。

(8)新潟アニメーション・キャンプ
 日本およびアジアのアニメーションを学ぶ学生、若手作家たち約40人を当映画祭に招待。毎日行われる巨匠たちによるマスタークラス、コンペ選出監督とのディスカッション、参加者間の国際交流などが行われる。若手育成プログラム。

(9)関連企画
 新潟大学が駅南キャンパスで行う企画、および「がたふぇすVol.14」。アニソンライブ、声優トークショー、コスプレパレード。

(10)そのほか
 技術的貢献に対する顕彰の大川博賞・蒋谷虹児賞授賞式などを予定。各ブログラムの詳細追って発表される。

■長編部門(コンペティション)審査員のコメント

●ノラ・トゥーミー氏のコメント

ラ・トゥーミー氏=「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

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 2024年3月に初来日することが決まりました。新潟国際アニメーション映画祭という長編アニメーション映画の祭典の審査委員長を務めることになり、旧友に会い、新しい友人を作り、美しい新潟の街を訪れることをとても楽しみにしています。

●齋藤優一郎氏のコメント

齋藤優一郎氏=「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

齋藤優一郎氏=「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

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 私はアニメーションを愛し、尊敬しています。そしてアニメーションとは、世界中の子どもたちや多くの人々の未来を肯定するものと信じています。

 この度、栄えある新潟国際アニメーション映画祭にて、敬愛するNora Twomey監督、Michael Fukushima監督と共に審査員をさせていただけることを大変光栄に思います。国際映画祭は美しく多様な作品と映画製作者、そして多くの人々と出会える場所です。またその場所は、私たちがアニメーションに魅了される理由を思い出させてくれ、この芸術形態が刺激的で美しく、全てのエネルギーと時間を費やす価値があることを感じさせてくれるのです。そう言った想いをこの新潟で多くの皆さんと共に共有できたらと思います。

●マイケル・フクシマ氏のコメント

マイケル・フクシマ氏=「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

マイケル・フクシマ氏=「第2回新潟国際アニメーション映画祭」2024年3月15日開幕

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 3月の映画祭の審査員にお招きいただき、大変うれしく光栄に思っています。興味深い地域(新潟)を訪れ、素晴らしい場所やアクティビティを拝見することを楽しみにしていますが、それ以上に、審査員として、この2年間に公開された素晴らしい長編アニメーション映画を観ることをとても楽しみにしています。世界で長編アニメーション映画が製作される素晴らしい時期であり、来年3月にはいくつかの作品を見ることができることを期待しています。それでは、またお会いしましょう。

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