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「第36回東京国際映画祭」チャン・イーモウ監督に特別功労賞

 今月23日から都内の日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区を会場に開催される「第36回東京国際映画祭」(11月1日まで)にて、中国映画界を代表する監督であるチャン・イーモウ氏に特別功労賞が贈られることが決定した。73歳を迎えた今もなお、多彩なヒット作を世に送り出し、各地の国際映画祭で数々の賞を受賞しているチャン・イーモウ氏の長年にわたる映画界への貢献を称える。

「第36回東京国際映画祭」にて特別功労賞が贈られることになったチャン・イーモウ監督

「第36回東京国際映画祭」にて特別功労賞が贈られることになったチャン・イーモウ監督

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 チャン・イーモウ監督の最新作『満江紅(マンジャンホン)』は、中国の旧正月に公開され歴史的大ヒットを記録し(現時点で今年公開の中国映画で第1位)、今年の東京国際映画祭のガラ・セレクション部門作品にも選ばれている。会期中、監督の来日が予定されており、国際交流基金と共催の「交流ラウンジ」でトークセッションが行われる予定。特別功労賞の授賞式は、23日のオープニングセレモニーにて行われる。

■チャン・イーモウ監督のコメント(日本語訳)

 今回「特別功労賞」をいただき、とても光栄です。「映画」は世界各国の人々を結びつける懸け橋となり、民族や文化を超える交流と相互理解を促進することができます。

 私には忘れられないことがあります。それは1990年に黒澤明監督がアカデミー名誉賞を受賞した時のことです。当時私はまだ駆け出しの映画監督として客席にいました。黒澤監督はそのスピーチの中で、「映画というものをまだしっかりつかんでいない」と話されました。この言葉は今でも記憶に刻まれています。

 この賞を贈ってくださった東京国際映画祭に感謝いたします。また、皆さんからの励ましや応援に感謝申し上げます。これをひとつの起点と考え、今後も映画の本質を理解して、素晴らしい映画を撮る努力を続けてまいります。

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