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佐久間宣行、2回目の“縦型”映画祭の審査員「レベルがすごく上がっている」と評価

 ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と東宝がタッグ組んだ、“縦型映画”の映画祭『TikTok TOHO Film Festival 2023』の審査会が26日に行われ、アンバサダーを務める俳優・歌手・映画監督の池田エライザを含む審査員の藤井道人(映画監督)、佐久間宣行(TVプロデューサー)、しんのすけ(TikTokクリエイター)が、審査後にそれぞれコメントを発表した。

『TikTok TOHO Film Festival 2023』審査員を務める(左から)しんのすけ、藤井道人、佐久間宣行

『TikTok TOHO Film Festival 2023』審査員を務める(左から)しんのすけ、藤井道人、佐久間宣行

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 同映画祭は、縦型映画というくくりで、世界に羽ばたく新たなクリエイターの発掘、支援を目的に開催されており、今年で3回目。今回は「1本の投稿で完結された1分〜10分以内の縦型映画作品のみ」が審査対象の条件となり、5月10日から8月13日まで縦型映画作品を募集。約800作品が投稿された。

 池田は、「誰もが映画を作ることができるんだ!ということへの可能性を感じた時に喜びで胸がいっぱいになりました」「縦型を活かしているかどうか、パーソナルな時間に偶発的に出会って余韻が残るかどうか、こうきたか!という驚きがあったかどうかに重きを置きました。スクロールしていけば、いくらでも面白いコンテンツが見つかるTikTokという媒体で、立ち止まりたくなるような作品であるかはとても大切だと思います」と、自らの審査基準を説明。

 藤井は、「僕の中では、自分が映画人として嫉妬するかどうかで見させていただきました。映画を作る人間として芝居をどう撮っているか、といった審査基準で見させていただきました」と、映画監督ならではの視点で審査したという。

 第1回から審査員を務めるしんのすけは、「僕は映画を見る仕事もやっているので、映画のつかみや、TikTokで流れてきたときの頭のつかみを大事にしました。TikTokの中で、ちゃんとつかみがあって見られる作品、という基準で選びました」と、“つかみ”を重視。

 昨年に続いて審査員を務める佐久間は、「映像ファンとして自分が楽しんで見られるもの、というのと、僕はドラマのクリエイターではないので、異ジャンルのクリエイターとして、面白いアイデアだなとか、アイデアに足る技術がある、といった、作り手として今後の作品を見たい人を中心に考えました」と語っていた。

 4人の審査を経て、14点のファイナリストノミネート作品が決定。この後、同じ4人による審査を経て最終的にグランプリ、脚本賞、アニメ・CG賞、チャレンジ賞、観客賞が選出される。観客賞は10月4日まで投票が可能となるTikTokの特設サイトで行う一般投票の結果によって決定される。

『TikTok TOHO Film Festival 2023』公式アンバサダーを務める池田エライザ

『TikTok TOHO Film Festival 2023』公式アンバサダーを務める池田エライザ

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 池田は授賞式に向け、「皆様の映像をとても楽しく拝見させていただけたことへの感謝の気持ちと、受賞された方や、たくさんの可能性を秘めた皆様の希望あふれる明日へ、祝福の気持ちを持って参加させていただけたらと思います。私も映画作りを勉強中の身なので、同志として共に素敵な時間を過ごせたらな。と思います」と期待を込めた。

 佐久間は今年の作品群について、「レベルがすごく上がっていると思いました。以前はトリッキーさが良い方向に転んでないこともあったと思うのですが、今年は肩の力が抜けて、好きなことをやろう!という気概が感じられました」と絶賛。

 藤井は「僕は賞をいただいて人生が変わって、映画を作ることができる道に進んでいます。スタッフさんやキャストさんの想いを全部背負って監督さんたちはいらっしゃいます。選ばれた人たちにしっかりと”おめでとうございます”と伝えられたらと思います」。しんのすけも「僕は昨年のグランプリ受賞者とお仕事をしていて、そういった直結したつながりも生まれる賞だと思います。作品をきっかけにクリエイター同士で交流が生まれることもあるはずです」と語っていた。

 なお、グランプリ受賞者には東宝プロデュースによる新作縦型映画(主演:斉藤由貴)の制作権利が贈られる。グランプリほか各受賞作の発表は10月10日に開催する『TikTok TOHO Film Festival 2023』授賞式にて行う予定。『TikTok TOHO Film Festival 2023』公式TikTokアカウントより、TikTok LIVEにて生配信も予定。

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  1. 1. 『TikTok TOHO Film Festival 2023』開催決定 池田エライザが公式アンバサダーに就任
  2. 2. TikTok・東宝、新作縦型映画に斉藤由貴の出演が決定
  3. 3. 佐久間宣行、2回目の“縦型”映画祭の審査員「レベルがすごく上がっている」と評価
  4. 4. 斉藤由貴、盛りに盛ってヘアの高さ40センチ! 縦型映画『立て髪貴婦人』完成

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