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大辞泉が選ぶ【7月の新語】暑さ関連が3つ【ヒートドーム】【地球沸騰化】【ネッククーラー】【ステルス増税】【ブラックフェイス】

 小学館の国語辞典『大辞泉』編集部は8日、5月18日より開催中の「大辞泉が選ぶ新語大賞」キャンペーンに寄せられた176件の新語の中から、【7月の新語】として【ヒートドーム】【地球沸騰化】【ネッククーラー」【ステルス増税」【ブラックフェイス」の5件を選定。語釈(一般から投稿されたもの)は以下のとおり。なお、正式な語釈は編集部が執筆陣に依頼し、来年(2024年)4月の改定時に『大辞泉』デジタル版に収録される予定(※収録されない語もある)。

『大辞泉が選ぶ新語大賞 2023』7月の新語を発表

『大辞泉が選ぶ新語大賞 2023』7月の新語を発表

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【ヒートドーム】高気圧が数日、時には数週間ほど停滞して、温かい空気に蓋をすることによって熱を閉じ込める現象。

【地球沸騰化】世界中での異常な高温化を受けて登場した、地球温暖化に替わる語。7月に国連総長が警告した際に使った。

【ネッククーラー】首輪のような装着する冷却用品。保冷剤が充填されているものと、ファンが付いた機械式のものがある。商標名。

【ステルス増税】社会保険料の上乗せや控除の縮小など、国民が気づきにくい実質的な公的負担増。

【ブラックフェイス】ブラックルーツの人を模倣し、顔などの肌を黒く塗ること。人種差別の歴史にひもづく行為で、アメリカなどでは批判の対象となっているが、日本のエンタメ業界などでは依然として繰り返されている。

■『大辞泉』編集協力・田中牧郎氏(明治大学国際日本学部教授)による【7月の新語】の選評

 暑い毎日が続いています。『大辞泉』もここ数年【酷暑日】【ヒートウェーブ】【大雨警戒レベル】といった言葉を新収録しており、言葉の世界も温暖化の影響を受けていると言えるでしょう。7月の月間賞には猛暑関連の言葉が3つも入選となりました。【ネッククーラー】はけっこう目立つグッズなので、付けて歩くのに勇気が要りますが、今夏、一挙に普及してきているように見えます。【ステルス増税】は、この新語がすぐに生まれたということ自体、ステルスに失敗していることを物語っていますね。

■「大辞泉が選ぶ新語大賞」とは

 『大辞泉』編集部が2016年から毎年開催している恒例企画。新しい言葉(新語)や今までにない新たな言葉の使い方(新語義)を一般から募集するオンライン参加型キャンペーン。8回目となる今年も、5月18日「ことばの日」から11月15日までの約半年間、一般の皆様からの投稿を募集している。投稿の中から、編集部が毎月「月間賞」となる新語を発表。さらに12月にはその中から「大辞泉が選ぶ新語大賞」を選定し発表する。それらの新語は『大辞泉』デジタル版に採録し、アプリや電子辞書、「goo辞書」をはじめとする各種ポータルサイトの公式辞書に実際に掲載、実用化されるという画期的な企画となっている。近年の大賞には【親ガチャ】のような世相を代表する言葉ばかりでなく、【使い倒す】といった新たな視点からの選出もある。

■【5・6月の新語】

【蛙化現象】好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に嫌悪感を抱いてしまうこと。

【闇バイト】高額な報酬と引き換えに、違法な行為をするアルバイト。

【タイパ】タイムパフォーマンスの略。ある時間を投じて、それから得られるものがかけた時間に見合うかどうか。

【公金チューチュー】NPO法人など補助金をもらって活動している団体が、本来の目的からは外れ、私利私欲や政治的活動など、目的外使用をしているさま。

【ペッパーミル】MLBのヌートバー選手を中心に侍ジャパンチームで流行したパフォーマンス。良いプレーをした時に行われる。胡椒のように「身を粉にする」という意味も含まれる。

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  • 『大辞泉』の情報は小学館の辞書サイト「ことばのまど」で発信中
  • 『大辞泉』

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