ドイツで開催された「第73回ベルリン国際映画祭」の受賞結果が現地時間25日に発表され、最高賞の金熊賞に日仏共同製作によるニコラ・フィリベール監督の最新作『ON THE ADAMNT』(英題)が受賞した(日本では2024年春に公開予定)。日本のアニメーションとして21年ぶりにコンペティション部門に出品された『すずめの戸締まり』は受賞に至らなかった。
金熊賞を受賞したニコラ・フィリベール監督は、日常の中にあるかけがえのない瞬間を優しさのあふれた眼差しで描くドキュメンタリーの名手。『ぼくの好きな先生』(02年)は、フランスのみならず、日本でも03年に公開され異例の大ヒットを記録した。近年では18年『人生、ただいま修行中』が11年ぶりに日本で公開され、若き看護師たちの奮闘の日々を捉え、多くの感動を呼んだ。
5年ぶりとなる新作『ON THE ADAMANT』は、『ぼくの好きな先生』以降、監督と21年の交流を持つ日本の配給会社ロングライドが共同製作として参加した作品。パリ中心部セーヌ川に浮かぶ、精神に障がい持つ人々を受け入るデイケアセンターの日々を描いている。自主性を重んじ、絵画や音楽、詩など自らを表現することで癒しを見出していく患者たち、彼らに寄り添って働く看護師・職員らを優しい眼差しで捉えている。
金熊賞を受賞したニコラ・フィリベール監督は、日常の中にあるかけがえのない瞬間を優しさのあふれた眼差しで描くドキュメンタリーの名手。『ぼくの好きな先生』(02年)は、フランスのみならず、日本でも03年に公開され異例の大ヒットを記録した。近年では18年『人生、ただいま修行中』が11年ぶりに日本で公開され、若き看護師たちの奮闘の日々を捉え、多くの感動を呼んだ。
2023/02/26